雨の日の洗濯物は乾かない……
梅雨の時期は洗濯物を部屋干しせざるを得ませんが、部屋のなかも湿気が多く、なかなか乾きませんよね……。
いつまでも濡れた状態の衣類には雑菌が繁殖し、ニオイの原因にも。
そこで、よい干し方がないかSNSで調べてみたところ、洗濯物を簡単な方法で効率的に早く乾燥させる方法を見つけました。
さっそく、この方法でTシャツを干してみました!
洋服の乾燥を早める干し方
使うもの
ハンガー(針金ハンガーなど、細いもの)
フェイスタオル……1~2枚(約80センチ以上の長さのもの)
※写真は1枚で行っています。
タオルハンガーの準備と干し方
フェイスタオルを横長の状態に広げて置き、端のほうからクルクルと巻いていきます。
すると、このような状態になります。
これをまずハンガーのフックの下部分(中心)に引っかけ、両側の肩部分に巻きつけていきます。
タオルをハンガーに巻き終えたら、準備は完了です!
タオルを巻きつけたハンガーに、Tシャツを干してみます。
洋服をかけるときにタオルが外れたりズレたりしやすいので、洋服をかけたあとに袖や裾から手を入れて、タオルを改めてハンガーにしっかり巻きつけ直してくださいね。
同じサイズで、生地の厚みが同じぐらいのTシャツを、タオルを巻かないハンガーを使って同時に干してみました。
干しはじめてから3時間後に様子を見たところ、タオルを巻いたほうは肩回りの乾燥が進んでいました。
いつもの方法で干したほうは、冷たさが残っていてあまり変化がありません。
6間後のチェックでは、どちらもまだ湿気を含んだ冷たさを感じるものの、タオルを巻いたほうは裾がかなり乾いていました。
タオルを巻いたハンガーは厚みが出るため裾が広がり、衣類の前後の生地がくっつかないので乾きやすくなるようです。
この方法で干すだけでもかなり効果的ですが、下からサーキュレーターなどで風を送ったら裾から風が入り、さらに乾燥が早まると感じました。
写真では、長さが約80センチの一般的な厚みのフェイスタオルを使って、子ども用Tシャツ(140cm)を干しています。
大人用の大きな服や、長さのある服、厚みのある服などで、より乾燥を早めたい場合には、厚みのあるタオルを2枚お使いくださいね。
乾きにくい厚みのある服に効果的!
筆者は今回、雨のために外に干せなかった子どもの体操着もこの方法で干してみました。
生地が厚くて一晩の部屋干しでは乾きにくく、悩みのタネでした。
しかしこちらも、タオルを巻いたハンガーで干してみたところ……。
夕方に洗濯して干したものが、翌朝にはしっかり乾いていました!
いつもは完全に乾かすのに苦労する襟ぐりと裾部分も完全に乾いていたので、やはりタオルを巻いたハンガーで干すと乾きやすくなるようです。
憂鬱な雨の日の部屋干し時に、ぜひおためしください。