教えてくれたのは……お掃除職人きよきよさん
いかに労力を少なくラクに掃除ができるかをコンセプトにした掃除術をYouTube（お掃除職人きよきよ）で発信中。
お風呂場はカビの温床になる！
ご家庭のお風呂場のドアまわりはよごれていませんか？ ドアの下に石けんカスがみっちりついて、カビがはえていることもあるのではないでしょうか。
お風呂場のドアについたよごれには、こんなものがあります。
- ドアの角の水垢
- 水垢の上のカビ
- ドアの下やレール部分のカビ
- 浴室側のドアの白い水垢
- ドアの換気口についたホコリ
お風呂を換気すると、空気の流れによってドアにホコリが引っかかることが多いです。お風呂場は時期を問わず、カビの温床になっています。今回は、よごれ別に洗剤を使った掃除方法をご紹介します。
※ドアによっては洗剤を使うことで、塗装がはがれてしまうこともあります。またアルミ製のものは黒く変色する恐れもありますので、必ず目立たないところで試してみてください。
よごれレベル1：湯垢や水垢
浴室側のドアについた湯垢や水垢を洗剤で洗い流すと、水垢の上にのったカビも同時に落ちる場合があります。ゴムパッキンのような素材に根を張ってしまうカビは、漂白剤でないと落ちませんが、まずは水垢を落としていきましょう。
用意するモノ
- お風呂用洗剤（中性）
- ブラシ
- ゴム手袋
お風呂場の角が掃除しにくいときは、ブラシの種類を変えて掃除するのがおすすめです。
掃除方法
- ドアをシャワーでぬらします。
- ドアとブラシに洗剤をつけます。
- ブラシでドアの洗剤を広げます。
- 湯垢や水垢を落とす感じで、力をいれずにブラシで軽くこすります。
- ドアの角・換気口をブラシで軽くこすります。
- シャワーで洗い流して、完了です。
よごれレベル2：カビ
ドアのすき間にあるゴムパッキンや排気口などについたカビを落とす方法です。
用意するモノ
- カビキラー
- ゴム手袋
注意事項
塩素（漂白剤など）を使う場合は、酸性洗剤と混ざらないように十分に注意をしてください。
掃除方法
- 脱衣室側のドアについている排気口やカビがついて気になった部分に洗剤をつけます。
- 浴室側のドアについているカビに洗剤をつけます。
- 30分ほど放置します。
- シャワーでよく洗い流して、完了です。
よごれレベル3：頑固な水垢
お風呂用洗剤やカビキラーをつかって掃除をしても、ドアに取れないよごれがあります。このくもったようなもやっとしたよごれは、水垢です。
排気口の下の部分にも茶色くなった水垢よごれがついている場合もあります。酸性洗剤をつかって、よごれを溶かして落としていきます。
用意するモノ
- 酸性洗剤
- ゴム手袋
- ブラシ
- プラスチック製のヘラ
注意事項
- 酸性洗剤を使う場合は、塩素（漂白剤など）と混ざらないように十分に注意をしてください。
- 塗装部分や古い場合、傷めてしまうことも考えられます。必ず目立たないところで試してからおつかいください。
掃除方法
- 酸性洗剤を半分に薄めて、よごれに直接ブラシなどをつかってぬります。
- ブラシで軽く洗います。
- 放置をせずに、すぐにシャワーで洗い流します。
- 固くこびりついたよごれは、プラスチック製のヘラで削ります。
- 水で洗い流して、完了です。
よごれがきれいに落ちる！
掃除前は、茶色い水垢がついていました。
掃除後は、こびりついていた水垢もきれいに取れています。
いかがでしたか？ お風呂場のドアまわりについたよごれは、一気に落とすことはできません。よごれにあった洗剤を使うと、かんたんに短時間で労力をかけずにきれいになります。
※洗剤を使う際は使用上の注意点をよく確認してから使用してください。
▼くわしい掃除方法は動画で確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
