防災グッズとして活用できる!
パンが入った袋についたこの部品は、バッグ・クロージャーと呼ばれているとご存じの方も多いのではないでしょうか? じつはこのバッグ・クロージャー、いざというときの防災グッズとして役に立つんです。
今回は、警視庁警備部災害対策課のツイッターで「バッグ・クロージャーの再利用方法」がツイートされていたので、実際に試してみました。
参考資料:警視庁警備部災害対策課Twitter
活用法1.ネームタグとして
非常時には、避難所へ行くことも考えられますね。大勢がいる場所では、非常持ち出し袋などの持ち物に名前を書いていたほうが、自分のものだとわかりやすいです。でも、バッグの色によってはマジックなどで書いた名前が見えません。
こんなとき使えるのが、バッグ・クロージャーです。バッグ・クロージャーは、ネームタグとして使えます。使い方はとっても簡単です。
バッグ・クロージャーにマジックなどで名前を書いて、非常持ち出し袋につけるだけです。また、避難所の共有部分で使用するモノにつけるネームタグとしても便利です。
今回は、非常持ち出し袋のファスナーにつけて試してみました。ファスナーの穴にバッグ・クロージャーを通すだけで、簡単につけられました。あとは、バッグ・クロージャーに名前を書くだけです。取りつけたバッグ・クロージャーを軽くひっぱっても外れません。
ただ、バッグ・クロージャーにあるすき間にファスナーが通ることもあるので、落ちないように注意は必要です。
名前を書き忘れたときや名前を書く部分がないときは、今回のような活用方法は便利だと感じました。バッグ・クロージャーが小さくて持ち運びもラクなので、非常持ち出し袋に入れやすいのもおすすめポイントです。
活用法2.便利グッズとして
小さい子どもや髪の長い女性などは、ヘアゴムが欠かせません。ポーチなどにまとめて入れておくだけでもいいのですが、ポーチのなかでからまることはないですか?
そんなときは、バッグ・クロージャーが便利グッズとして変身します。バッグ・クロージャーにヘアゴムを通すだけで、ヘアゴムを一つにまとめられます。非常持ち出し袋にヘアゴムを入れるときは、整理する際に便利です。
実際に使ってみると、ヘアゴムが他のヘアゴムとからまずまとめることができました。ヘアゴムを探す手間も省けたので、プチストレスが解消できます。へゴム以外にも、コード類もスッキリまとめることができますよ。
災害時には、避難所にどの程度過ごすのか先が見えないことも考えられます。ちょっとしたことで感じるストレスも、便利なグッズを活用して、少しでもラクに過ごせるように工夫をしたいものです。
ぜひ、バッグ・クロージャーを非常持ち出し袋に入れてみてはいかがでしょうか。