残った「梅酢」でつくりたい。クエン酸で疲労回復と代謝アップ“さっぱりきんぴら”のつくりかた

料理・グルメ

 残った「梅酢」でつくりたい。クエン酸で疲労回復と代謝アップ“さっぱりきんぴら”のつくりかた

2023.08.31

ヨガ講師で自然食講師研究家の山田 直です。 今回は、梅干しを漬けた後に残ってしまう梅酢を使った、夏にさっぱりと食べれるきんぴらをご紹介いたします。

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夏に嬉しい梅酢の効能

梅酢

梅干しを漬けた後に上がってくる梅酢。
あまり使い道がないなと思う方も多いと思いますが、実はさまざまな嬉しい効能があり、料理にも重宝する一品です。

【梅酢の効能】

・クエン酸による疲労回復効果・代謝アップ
血流促進・免疫力アップ
食中毒の予防にもなる強力な殺菌力や解毒効果

などなど、暑い時期にとてもありがたいものばかりですね。

今回は、そんな梅酢を使ったさっぱりきんぴらをご紹介します。食欲不振な時にもスイスイと箸が進む一品です。

梅酢のさっぱりきんぴら

重ね煮で野菜に火を通したら、あとは軽く炒めるだけ。ごぼうのアク抜きもいらずに簡単。梅酢の酸味を活かした、夏に嬉しいきんぴらです。

【材料】

・ごぼう(皮ごと千切り)……1本(100g位)
・人参(皮ごと千切り)……中4分の1本 (40g位)
・玉ねぎ(スライス)……中2分の1個 (100g位)
・えのき(半分にカット)……2分の1束 
・ねぎ(斜めスライス)……2分の1本

(調味料)
・梅酢……小さじ2〜3
・しょうゆ……小さじ2
・みりん……小さじ2

・ごま油……大さじ1
・差水……2分の1カップ

【作り方】

まずは重ね煮をして野菜の旨味を引出します。

1. フライパンに塩をひとつまみ振り、えのき→玉ねぎ→人参→ごぼうの順に重ね、上にも塩をひとつまみ振ります。

2. 差水を入れ、フタをして火をかけ、差水が沸いたら小弱火で7〜8分ほど蒸します。

重ね煮

3. 野菜がしんなりしてきたらごま油を入れ、中強火でさっと炒めます。

4. しょうゆ・みりんを入れさらに炒め、梅酢で味を整えます。

炒め

5. 最後に刻んだネギを入れたら火を止め、よく混ぜ合わせてできあがり。

さっぱり梅酢きんぴら

<おいしさのポイント>

・塩分で味が濃くなってしまうので、梅酢は少なめから味を見ながら入れます。
・ネギの代わりにシソを刻んで入れても、梅感がアップしておいしいです。

<梅酢の使い道いろいろ>

しょうがやきゅうりなど梅酢で漬けるだけで、おいしい浅漬けが簡単にできます。
また、そうめんの麺つゆに少し加えたり、鶏肉の梅煮に使ったりと、さっぱり酸味を加えたい時に重宝します。


夏を乗り切る梅酢料理、是非お試しください。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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