夏に嬉しい梅酢の効能
梅干しを漬けた後に上がってくる梅酢。
あまり使い道がないなと思う方も多いと思いますが、実はさまざまな嬉しい効能があり、料理にも重宝する一品です。
【梅酢の効能】
・クエン酸による疲労回復効果・代謝アップ
・血流促進・免疫力アップ
・食中毒の予防にもなる強力な殺菌力や解毒効果
などなど、暑い時期にとてもありがたいものばかりですね。
今回は、そんな梅酢を使ったさっぱりきんぴらをご紹介します。食欲不振な時にもスイスイと箸が進む一品です。
梅酢のさっぱりきんぴら
重ね煮で野菜に火を通したら、あとは軽く炒めるだけ。ごぼうのアク抜きもいらずに簡単。梅酢の酸味を活かした、夏に嬉しいきんぴらです。
【材料】
・ごぼう(皮ごと千切り)……1本(100g位)
・人参(皮ごと千切り)……中4分の1本 (40g位)
・玉ねぎ(スライス)……中2分の1個 (100g位)
・えのき(半分にカット)……2分の1束
・ねぎ(斜めスライス)……2分の1本
(調味料)
・梅酢……小さじ2〜3
・しょうゆ……小さじ2
・みりん……小さじ2
・ごま油……大さじ1
・差水……2分の1カップ
【作り方】
まずは重ね煮をして野菜の旨味を引出します。
1. フライパンに塩をひとつまみ振り、えのき→玉ねぎ→人参→ごぼうの順に重ね、上にも塩をひとつまみ振ります。
2. 差水を入れ、フタをして火をかけ、差水が沸いたら小弱火で7〜8分ほど蒸します。
3. 野菜がしんなりしてきたらごま油を入れ、中強火でさっと炒めます。
4. しょうゆ・みりんを入れさらに炒め、梅酢で味を整えます。
5. 最後に刻んだネギを入れたら火を止め、よく混ぜ合わせてできあがり。
<おいしさのポイント>
・塩分で味が濃くなってしまうので、梅酢は少なめから味を見ながら入れます。
・ネギの代わりにシソを刻んで入れても、梅感がアップしておいしいです。
<梅酢の使い道いろいろ>
しょうがやきゅうりなど梅酢で漬けるだけで、おいしい浅漬けが簡単にできます。
また、そうめんの麺つゆに少し加えたり、鶏肉の梅煮に使ったりと、さっぱり酸味を加えたい時に重宝します。
夏を乗り切る梅酢料理、是非お試しください。