なかなか使う機会のない「プラスチックスプーン」
外出先でお弁当やスイーツを買ったとき、スプーンをもらっておくとその場ですぐに食べられて便利ですよね。
しかし結局食べずに持ち帰ることが続くと、気づけば家に未使用の「プラスチックスプーン」が溜まってしまいます……。
筆者の家にもたくさんあるので、なにかに有効活用できかな? と思っていました。
そこで今回は、SNSで見つけた「プラスチックスプーンを便利に活用する方法」を実践してみました!
「プラスチックスプーン」の便利な活用術
1.バターナイフとして使う
お弁当などについている乳白色の大きいプラスチックスプーンは「バターナイフ」として使うことができます。
スプーンの背面のカーブで、マーガリン(または、少し常温に置いた柔らかいバター)をすくいます。
パンに塗り広げます。
大きいので持ちやすく、塗る面が広いので塗りやすい! カーブしているので塗り広げやすいところがポイントです。
筆者の家にはバターナイフもあるのですが、いっしょにいた子どもたちも「バターナイフより、こっちのスプーンのほうが塗りやすい!」と驚いていました。
サンドイッチやホームベーカリーで焼いた柔らかいパンには断然、バターナイフよりもプラスチックスプーンのほうが塗りやすかったです。
2.スパチュラとして使う
ヨーグルトやアイスを買ったときにもらう小さなプラスチックスプーンは「化粧品のスパチュラ」として使うことができます。
クリームやジェル状の化粧品には、最初からスパチュラがついていることもありますよね。
特に、ジャータイプのクリームなどは指で取るのが衛生的に不安だったり、長い爪で取りにくいときにスパチュラがあると便利です。
しかし、最初からスパチュラがついている化粧品は少なく、ついていても付属品の小さなスパチュラは行方不明になりがち。
そんなときには、「プラスチックスプーン」を使ってみてください!
ジャータイプのクリームを適量すくうのに便利ですよ。
「クリームを取りすぎちゃった!」というときにも、スパチュラなら安心して容器に戻せますね。
3.掃除アイテムとして使う
3つめは、1でも使った大きいプラスチックスプーンを「掃除道具として使う」方法です。
コンロ横の壁は油ハネの汚れがつきやすい場所ですが、しばらく掃除をサボると油が固まってしまうんですよね……。
かなり力を入れて拭かないとなかなか汚れが落ちないので、今回はプラスチックスプーンを使って拭いてみます。
掃除に使うプラスチックスプーンに、不要になったガーゼや洋服の切れ端を巻きつけます。
汚れた壁に直接、キッチンの油汚れ用の洗剤を吹きかけたら……
スプーンのすくう部分でこすりながら拭いていきます。
いろいろな拭き方をしてみましたが、棒の部分を持って力を入れたら棒のつけ根で折れてしまいました。
すくう部分に指を入れ、スプーンの背側の丸い部分を壁に押しつけて拭く方法が一番ラクに落ちました。
指でこするのは力が必要で大変でしたが、固いスプーンの背の部分でこすると軽い力でみるみる汚れが落ちました!
キッチン周りの油汚れは、プラスチックスプーンの背を使って掃除するのがおすすめです。
災害用に保管しておくのも◎
使うアテもなく引き出しにしまいこんでいたプラスチックスプーンですが、普段使っているものよりも使いやすいアイテムとして、便利に活用できるんですね!
軽くて衛生的、汚れたら気軽に捨てられるのもうれしいポイントです。
また一方で、衛生的に食べ物をすくえるアイテムだからこそ、いざというときの災害用に保管しておくという考え方もあります。
あえて使わずに、災害時の避難用バッグにまとめて入れておけば、お箸がなくても困りませんね。
特に、小さな子どものいる家庭ではスプーンが必要になる場面も多いので、災害用に準備しておくと安心ですよ。
ぜひこの機会に「プラスチックスプーン」を有効活用してみてくださいね。