余ったマスクの活用法
3月半ばまでは着用を推奨されていたマスク。
家族全員が毎日つけるものだからと、大量にストックしていた家庭も少なくないと思います。
今でもつける場面があるとはいえ、季節的なこともあり、以前より使うペースが落ちているのではないでしょうか。
しかし、「とても全部使い切れそうにない」と思っても、未使用のマスクをそのまま捨てるのはもったいないですよね。
そこでSNSで見つけた、不織布の使い捨てマスクを家じゅうの掃除に活用する方法を実践してみたいと思います。
フローリング掃除用ワイパーとして使う
まず、不織布のマスクを、フローリング掃除に使うワイパーに取りつけてみます。
使い捨ての不織布マスク3枚とハサミを準備します。
ノーズワイヤーが入っている部分を少しだけ切り、ワイヤーを取り出します。
ノーズワイヤーを抜いたマスクを3枚、隙間が空かないように少しだけ重なるように並べて、上にワイパー本体を乗せます。
マスクの紐を結んで、ワイパーにマスクを固定します。
あまりキツく引っ張るとマスクの紐が切れてしまうので、外れない程度に柔らかく結べばOKです。
裏面でも拭きたい場合には、後で解ける程度のゆるさで縛ってくださいね。
家じゅうをあちこち拭いて回ったら……ホコリと髪の毛で、かなり汚れました!
マスクの蛇腹の凹凸がホコリをしっかりキャッチしてくれるので、フローリング掃除にとても向いていると思いました。
柄の長いワイパーに取りつければ、天井や壁、階段の窓枠など、高いところのホコリ落としにも使えますね。
一通り拭いたら、マスクの紐を一旦外して裏面にして再度固定すれば、1枚で2回分掃除できますよ。
すきま掃除のアイテムとして使う
では次は、不織布マスクを細かい部分や隙間などを拭く掃除アイテムとして使ってみます。
不織布マスク1枚と、割りばしを1本準備します。
マスクに入っているノーズワイヤーはあらかじめ抜いてくださいね。
マスクの片方の紐を割りばしの隙間に差し込んでから、マスクを割りばしに巻きつけます。
最後に、もう片方のマスクの紐をぐるぐると巻きつけ、マスクを割りばしに固定したら完成です。
この掃除棒で、普段あまり掃除していなかったドア枠の上部をこすってみたら、汚れ落ちバツグンでした!
キッチンの近くのドアだったため油まじりの落ちにくいホコリでしたが、マスクで作った掃除棒は表面に固さがあり、とてもこすりやすかったです。
この掃除棒は軽いホコリも吸着してくれますが、しっかりこすらなければ落ちないしぶとい汚れにもおすすめです。
丈夫な不織布でできた、新しいきれいなマスク。
せっかく買ったのですから、マスクとしては使わなくても、便利に活用したいですね!
フローリングワイパーに取りつけるシートや、ホコリを払うためのダスターを買う前に、ぜひご家庭にある「使っていない不織布マスク」を活用してみてくださいね。