ウェットシートがドライシートに……
コンビニやレストランでもらったり、お弁当にもついていたりする、個包装になった不織布の「おしぼり」。
せっかくもらったのだからと鞄に入れたまま忘れて、「気づいたら乾いてしまっていた」ということはありませんか?
筆者も、濡れていないとお手拭きにならないから……と捨ててしまっていましたが、未使用の丈夫な不織布を捨ててしまうのはもったいない気がしていました。
そこでなにかに有効活用できないか調べてみたところ、乾いてしまった「おしぼり」が、家じゅうの汚れが気になる場所の掃除に使えることが判明。
さっそく試してみたいと思います!
「おしぼり」を掃除に活用
窓周りの掃除に
窓のサッシは、家の内外からのホコリで汚れが溜まりやすい場所。
雑巾だと真っ黒になってしまって洗うのが大変ですが、「おしぼり」なら惜しみなく使えます。
少し水で濡らしてから拭くときれいになりますが、汚れが落ちにくい場合にはアルコールスプレーをしてから拭いてみてくださいね。
「おしぼり」は、網戸掃除にもおすすめですよ。
不織布は生地がしっかりしていて、網戸をこすってもボロボロになりません。
水で軽く湿らせてから外側の網戸をサッと拭いてみたら、拭いた部分と拭いていない部分に境目ができるほどハッキリ汚れが落ちました!
これならこまめに網戸掃除ができそうですね。
床掃除に
乾いた「おしぼり」は、ドライフロアシートの代わりに使えます。
「おしぼり」を広げたときに、1枚か2枚で専用器具にセットできる大きさがあれば代用できますよ。
筆者が持っていた「おしぼり」は、ちょうど2枚で器具に取りつけられました。
四隅は普通のフロアシート同様に、専用器具の取りつけ部分に差し込みます。
おしぼり2枚を使う場合には、2枚が重なる中央部分(写真の赤い丸の部分)は外れやすいため、一時的にセロテープで器具本体とおしぼり2枚を留めてくださいね。
これで最後までズレることなく、ワンフロアを拭き掃除できました。
おしぼり製のフロアシートは、市販のドライフロアシートと同じぐらい、ホコリや髪の毛をしっかり絡め取ってくれました。
これが「おしぼり」だなんて、驚きです!
家電製品の掃除に
ホコリを引き寄せやすい電化製品周りの掃除にも、乾燥した「おしぼり」が使えます。
水気厳禁のテレビの液晶回りやパソコン周辺機器などはむしろ、乾いている方が好都合。
サッと拭くだけで気になるホコリを一掃してくれますよ。
お鍋の予洗いに
カレーや焼肉、炒め物などを作ったお鍋には、油がべったり……。
これをそのまま食器も洗うスポンジで洗うのは、少しためらってしまうことがありませんか?
筆者は普段、油分がひどくこびりついたお鍋はティッシュやキッチンペーパーで油を拭き取ってから洗いますが、今回は乾いた「紙おしぼり」で拭いてみました。
丈夫なのでしっかり汚れを拭き取ることができ、そのまま捨てられて便利でした!
丈夫なおしぼりが大活躍!
素材が丈夫な不織布の「おしぼり」は、いろいろな場所の拭き掃除に便利に使えますね。
ホコリ取りには乾いた状態のまま、拭き掃除には水やアルコールで濡らすときれいになりますよ。
筆者もこれからは捨てずに、掃除用にストックしておこうと思います。
乾いてしまった「おしぼり」を見つけたら、ぜひ捨てる前に一拭きしてみてくださいね!