洗剤の詰め替えパックを使っていますか?
SDGs(エス・ディー・ジーズ)が叫ばれるようになった今、多くのメーカーから洗剤の詰め替えパックが出ていますよね。
エコの面だけでなく、家計の面でも割安な詰め替えパックは消費者としてありがたく、利用しているという人も多いのではないでしょうか。
詰め替えたあとに出るごみは、かさばる固形のプラスチック容器ではないものの、キャップつきで中身が漏れないしっかりと分厚いビニール袋。
これが何かに使えるかもしれない……と考えて調べてみたところ、「氷嚢(ひょうのう)」代わりに使えることがわかりました!
熱を出したときだけでなく、猛暑続きの夏のお助けアイテムとして便利に活用できそうです。
さっそく、ためしてみたいと思います。
「空き洗剤パック」が暑さをしのぐアイテムに
使うのは、キャップつき洗剤の「詰め替えパック」の袋です。
まず、空になった詰め替えパックの中を洗います。
袋が破れたり漏れる可能性もゼロではないので、中の洗剤が出なくなるまで、きれいに洗い流してくださいね。
その後、中に水を入れてキャップをしっかりと閉めます。
満タンにはせず、半分ぐらい水を入れたら空気が入らないようにキャップを閉め、横にした状態で冷凍庫で凍らせます。
なるべく平らな状態で凍らせてくださいね。
詰め替えパックの大きさや庫内の状態にもよりますが、筆者の詰め替えパックは4時間ほどでカチカチに凍りました。
凍った詰め替えパックを氷嚢として使います。
このままではパックの角で肌を切ってしまう可能性があるので、必ずパックより一回り大きいサイズのタオルで包んでくださいね。
これで、「クールな暑さしのぎアイテム」の完成です!
日中の暑さしのぎに足を乗せたり、寝苦しい夜に氷枕にしたりと、便利に使えますよ!
枕にするには冷凍庫から出したばかりの状態では固いので、キャップを外して少し水を入れてみてください。
水がちょうどクッション代わりになって、気もちよく使えますよ。
キャップ部分や袋のフチに肌があたると痛いので、心配な場合には大きいタオルで側面もしっかり覆うか、風呂敷のような大きな布で包んだ上からタオルを巻いていただくと安心だと思います。
詰め替えパックが空になったら冷凍庫に一つ入れておけば、お子さんの急な発熱にも対応できますね。
全国的に災害級の暑さが続く今年の夏。
お金をかけずに毎日しっかりと熱中症対策を行ってくださいね。