教えてくれたのは……青髪のテツさん
八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続け、総フォロワー40万人超え。
野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書籍やwebメディアにて発信。最新著書『旬で食べる! 野菜の12ヵ月』がある。
「旬で食べる! 野菜の12ヵ月」(大和出版)
著者:青髪のテツ
価格:1,650円(単行本)、1,260円(電子書籍)
さつまいもの旬はいつから?
温かくてホクホクでおいしい「焼き芋」のイメージから、さつまいものおいしい季節は「冬」だと思われている方も多いのではないでしょうか。実は9月から2月頃に旬を迎えます。
収穫されてから一定の期間貯蔵して、熟成が進んだ年明けから春先くらいのさつまいもは、余計な水分が抜けてでんぷんが糖化し、甘みが強くなります。
さらにさつまいもにはビタミンCが含まれており、加熱してもでんぷんの作用によって壊れにくいとされています。
種類にあった最適な食べ方とは?
これからの季節、スーパーや八百屋には様々な種類のさつまいもが並びます。
そこで! さつまいもの種類別の特性やおすすめの食べ方をご紹介します。
鳴門金時
甘味にくどさがない品種です。
紅あずま
一般的に多く流通している品種。焼き芋、煮物、天ぷら、サラダ、スープが最適です。
シルクスイート
甘味が強い品種です。焼き芋、ふかし芋が最適です。
安納芋
ねっとりとした味わいが人気のさつまいもです。焼き芋、ふかし芋が最適です。
紅はるか
甘味があり、ねっとりとした味わいがあります。焼き芋にすると、驚くほどの甘さが味わえます
焼き芋にするならコレ!
まとめると……焼き芋にするなら「安納芋」「シルクスイート」「紅あずま」「紅はるか」がおすすめ。
甘みや食感はそれぞれ異なるので、試して頂き好きなさつまいもを探すのもいいかもしれませんね。
土の栄養とビタミンCをたっぷり含んだ旬のさつまいも。お好みの料理や食べ方に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。