海外から商品を購入する方法
1)個人輸入
自分自身で全ての手続きを行なって商品を購入する方法です。手間はかかりますが、購入先のお店が海外発送対応をしてくれる場合は、仲介の手数料が掛からないので安く買い物ができます。
2)転送業者を利用する
購入先のお店が海外発送を行なっていない場合、転送業者を利用し、買い物した商品を転送業者指定の住所に送り、日本の住所に転送してもらう方法です。
3)代理購入転送業者を利用する
商品の購入から発送までを行なってもらう方法です。手数料は一番かかりますが、英語に自信がない場合、お店が海外のクレジットカード、PayPal決済に対応していない場合などに利用することができます。買い物やトラブルの際の対応もしてもらえるので、英語でやり取りするストレスがありません。
海外オンラインショッピングのポイント
1)住所、名前、電話番号などの記入は半角文字で行う
文字化けを防ぎ、情報を正しく登録するためです。
2)支払いは主にクレジットカード、PayPal
頻繁に海外のサイトからオンラインショッピングをする人は、PayPalアカウントをセットアップしておくと便利です。
海外のサイトからオンラインショッピングをする上での注意点
1)送料が高いことがある
送料をしっかり確認しましょう。発送方法により、料金やかかる日数が異なります。大体送料は重さと箱のサイズで決まります。大きいもの、重いものは送料も高いので、送料を確かめてそれでも欲しいものか吟味してから購入しましょう。業者はいくつかありますが、筆者は転送をお引き受けする場合、信頼できる日系のクロネコヤマトの着払いを利用しています。
2)輸入が禁止・規制されている制品でないか?
航空危険物、輸入が禁止、または規制されている商品などは購入できません。また、個人での使用を条件として輸入できる量が決められているものがあります(医薬品、医療機器、化粧品など)。不安な場合は以下サイトでチェックしてみましょう。
・税関ホームページの「輸出入禁止、規制項目」
・国土交通省ホームページ:「航空危険物」
3)税関で関税、消費税がかかる場合がある
関税の税率は商品によって異なります。個人輸入の場合、商品の課税対象額は海外小売価格の60%と定められています。
個人輸入の場合、商品の小売価格の60%が課税対象額となります。課税対象額が1万円以下の場合(商品小売額が16.666円まで)は、例外を除き関税、消費税は免除されます。
・例外:酒税、たばこ税
・革製バッグ、パンスト・タイツ、手袋、履き物、スキー靴、ニット製衣類はギフトで送った物以外、免税対象から除外
4)業者を使う場合、悪質な業者に注意!
業者に頼んでオンラインショッピングや転送を代行してもらう場合、ネットで検索すればたくさんの会社がヒットしますが、残念ながら中には悪質な業者もいます。商品が送られてこない、高額の手数料を請求してくるなどの被害に遭う場合もありますので、気をつけて慎重に業者を選びましょう。
いかがでしたか? インターネットが普及して海外の限定商品がグンと身近になりました。昔は諦めていた商品が、自分の力で、または業者の力を少し借りるだけで手に入るのは、とっても魅力的ですよね。ポイントと注意をおさえれば何も難しいことはありません。日本と同じ感覚で気楽に海外オンラインショッピングを楽しんでみましょう!