不要な保冷剤捨てないで
ケーキなどを買うともらえる保冷剤を、自宅に保存している方も多いのでは? お弁当と一緒に使うなど、普段から活用できるモノですが、じつは災害時にも使える便利な活用法がありました。
警視庁警備部災害対策課によると、保冷剤は以下の2つの活用方法があるんだそうです。
災害時の保冷材の活用方法
- 停電の際、冷蔵庫に保冷剤を移すと、しばらくの間食材を冷やすことができます。
- 暑いときに停電になった際、暑さを和らげることに役立ちます。
保冷剤を使わないからと捨ててしまい、手元にないときもありますよね。そんなときは、ペットボトルで代用できるとのことだったので、実際に試してみました。
参考:参考:警視庁警備部災害対策課X(旧Twitter)
準備はとっても簡単!
保冷材の代用としてペットボトルを使いたいときは、普段から凍らせておくだけなんです。災害時の準備というと大掛かりなイメージがありますが、手軽に準備できるので、ペットボトルが自宅にあるときはすぐにできます。
食材を冷やすときにも使える!
今回は、事前に水の入ったペットボトルを冷凍庫に入れて凍らせておきました。そして、帰宅後に凍らせたペットボトルを使って、体を冷やしてみました。
手首や腕に凍ったペットボトルを置いたりはさんだりすると、体をしっかり冷やすことができました。脇の下や首を冷やすのもおすすめです。
また別の活用方法として、凍らせたペットボトル(500ml)を保冷バッグ(2Lのペットボトルが2本入る大きさ)に入れて、冷蔵庫に入り切らなかった食材を冷やしてみました。
40分〜1時間程度でのぞいてみると、ペットボトルの水が全て溶けず、食材も冷えたままでした。ペットボトルなら大きいので、数時間は食材を冷やすことに使えそうです。
災害時には保冷剤が活用できます。凍らせたペットボトルで代用できるので、普段からいくつか凍らせておくのはいかがでしょうか。いざというときに使えて、備えておくと安心ですよ。