余ってしまったピザをおいしく保存するには
自宅でピザを食べるとき、余ってしまうこともありますよね。ピザを長期保存したいときは、冷凍保存を活用している方も多いのでは? でも冷凍保存したピザは、なんとなく乾燥しておいしさが半減してしまう気も……。
正しい冷凍保存をすると、おいしさを損なわずにピザが食べられるのだそうです。今回は、SNSで見つけたピザの冷凍保存を試してみました。
ピザの冷凍保存方法と温め方
なんと、保存の際に使うのはアルミホイルとラップ、プラスチック食品保存袋の3つです。
今回は、〈ラップ+プラスチック食品保存袋〉と〈アルミホイル+ラップ+プラスチック食品保存袋〉の2種類の方法で、冷凍保存しました。
それぞれを食べたときの、味や食感の違いを比べてみます。
ピザの冷凍保存
〈ラップ+プラスチック食品保存袋〉の準備方法
- ピザを冷ます。
- 1ピースずつ、ラップでしっかりと包む。
- 2が重ならないように、プラスチック食品保存袋に入れる。
- プラスチック食品保存袋に空気が入らないように封をして、冷凍庫へ入れる。
〈アルミホイル+ラップ+プラスチック食品保存袋〉の準備方法
- アルミホイルを大きめにカットし、冷めたピザを包む。
- 1の上からラップで包み、空気が入らないように注意しながら封をする。
- プラスチック食品保存袋にピザを入れ、空気が入らないように封をして、冷凍庫へ入れる。
ピザの温め方
ピザを食べるときに温め方もひと工夫すると、ピザのベタベタとした感じがなくなるんだそうです。今回は、以下の温め方を試しました。
〈ラップ+プラスチック食品保存袋〉の温め方
- 冷凍ピザを冷凍庫から取り出し、ラップをしたまま600Wの電子レンジで30秒ほど(500Wの場合は40秒ほど)加熱し、解凍する。
- オーブンを250℃ぐらい(オーブントースターは2分~3分)、中に何も入れない状態で温める。
- ラップを外し、オーブンの場合は5分~6分(トースターの場合は3分30秒~4分ほど)加熱する。
〈アルミホイル+ラップ+プラスチック食品保存袋〉の温め方
- オーブンを250℃ぐらい(オーブントースターは2分~3分)、中に何も入れない状態で温める。
- 冷凍ピザを冷凍庫から取り出し、ラップを取る。
- 解凍せず、アルミホイルで包んだまま、オーブンで5分~6分(トースターの場合は3分30秒~4分)ほど加熱する。
注意
アルミホイルを使った場合、トースターに入れる前にラップを取って、アルミホイルをふんわりと包みなおしてから入れましょう。
2つのピザは全く違う食感になる
〈ラップ〉のみで冷凍したピザを解凍し、オーブンで5分温めました。生地の中までしっかりと温かくなっていますが、特に耳の部分がとても硬くなっていました。
食べたときもピザのもちもちとした食感がなく、少しパサつきを感じます。見た目も焦げ目がついて、食べたときも焦げの味を感じます。
〈アルミホイル+ラップ〉で冷凍したピザをオーブンで5分温めました。まずは、見た目の違いに驚きました。焦げ目は全くなく、手で持ったとき、ピザの生地に柔らかさを感じます。耳も全く硬くなく、まるで焼きたてのピザのようでした。
ピザ自体が柔らかい食感で、焦げ目がつかないので、本来のピザの味を楽しめます。ふっくらとした生地はとてもおいしく、何枚でも食べたくなりました。解凍をしなくても中までしっかりと温まっていました。冷凍までにひと手間かかりますが、このおいしさはクセになるので、冷凍するときは試してみたいと感じます。
今回は、2つの方法でピザを冷凍保存しました。〈アルミホイル+ラップ〉で冷凍保存すると、生地が柔らかくピザ本来の味わいが楽しめます。ピザを冷凍保存するときは、ぜひ試してみてください。