お蕎麦のおいしさをキープしたい!
茹でたあと水でしめてすぐのお蕎麦はつるつるでほぐれやすい状態ですが、時間が経つごとにつるつる感は失われ、くっつきやすくなってしまいます。
せっかく茹でたものの、急用を思い出したり電話などですぐに食べられず、いざ食べようとしたらくっついて塊状態になっていたら悲しいですよね……。
そこで今回は、時間が経っても蕎麦がくっつかない方法を調べてみました。
意外な飲み物を加えることによって、つるつるとした、くっつかない蕎麦になるんだそうですよ!
さっそく試してみようと思います。
ほぐれやすいお蕎麦にする方法
つるつるとしたくっつかない蕎麦にするために使用するものは、なんと牛乳です!
お鍋一杯(約2リットルの水)に、約50ccの牛乳が目安です。
蕎麦を茹でるために沸かしたお湯が沸騰したところに、牛乳を注ぎます。
蕎麦のパッケージに書いてある分数に沿って茹でた蕎麦を、水で洗います。
このとき、もみこみながらゴシゴシ洗ってしっかりぬめりを取ることで、コシのあるおいしい蕎麦に仕上がるそうですよ!
茹で上がり、水でしめた蕎麦をお皿に盛りつけました。
そして15分経過後の結果は……。
15分も放置したのに、ほぐれやすいです!
お箸で少量取ってすくい上げてみたら、一口分がスッと取れてストレスフリーでした!
表面のつるつる感も失われていません。
味が残らないか不安だった牛乳も、しっかり洗い落としたからか全く気になりませんでした。
一方、比較のために、牛乳を入れず普通に茹でた蕎麦も用意しました。
こちらも水でしめたあと、15分後に箸で少量持ち上げてみたところ……。
とりあえず持ち上げられはしたものの、繋がっているところがほぐれず、塊のままくっついてくる感じです。
お行儀が悪いのですが、検証のために蕎麦を持ち上げたお箸を高く上げてみたところ……全てのお蕎麦がくっついてきてしまうという事態に!
こうなってしまうと、手や道具を使って強引に切るしかありませんね……。
茹でるときに牛乳を加えたほうは、確かに表面がつるつるとして、ほぐれやすくなったと感じました!
筆者が茹でた蕎麦では、15~30分ぐらいの間が一番「牛乳効果」の差を感じました。
時間が経つと乾燥が進んで、牛乳を入れたほうもくっつきやすくなってはきましたが、大きな塊になることはなく、くっついてもほぐしやすかったです。
こんなに簡単な方法で、食べやすさがキープできるのはうれしいですね!
お蕎麦を食べる際には、ぜひ試してみてくださいね。