かえって汚れが目立つ…!?「玄関」の意外と知らない“間違った掃除”とは

家のこと

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2023.10.26

砂やほこり、黒ずみが目立つ「玄関」は、清潔に保つためにも定期的な掃除が必要です。 しかし、やり方を間違うと、かえって汚れが目立ってしまうことも……。 そこで今回は、玄関でやってはいけないNG掃除をについてご紹介します。

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とりあえずほうきで履く

箒掃除出典:stock.adobe.com

玄関に溜まる汚れのうち、目立つのは「砂」です。
たたきがザラザラしてきたら、とりあえずほうきで掃いて取り除きたくなるもの。
でも、とりあえずほうきを使うのは、ちょっと待ってください。
ものを置いたままほうきで掃くと、砂ぼこりが舞い上がって、靴や傘が汚れてしまいます。

まずは、「玄関にあるものをどかす」のが正しいやり方です。
玄関にあるものをすべてどかして、たたきをまっさらな状態にしてからほうきで掃きましょう。

汚れを水で流す

汚れを水で流す出典:stock.adobe.com

王道の掃除術である「水拭き」ですが、汚れの種類や場所によってはやり方に注意が必要になる場合もあります。じつは玄関も、そのうちのひとつ。
玄関には、砂やほこり、髪の毛などのドライな汚れが多く、水を使わなくても簡単に落とせます。

水を使うと、かえって逆効果。
砂やほこりが水を含むと、どろっとした汚れになり、より頑固さを増して落としにくくなるんです。

そのため、玄関でいきなり水を使うのはNG。
まずはほうきで掃いて、汚れを取り除いてから水拭きしたほうが効率的です。
ちなみに、コンクリートやタイルのたたきは、こすれてボロボロになるスポンジは不向き。
カウンタークロスなどの、薄手で硬く絞れる布を使いましょう。

洗剤を使う

洗剤を使う出典:stock.adobe.com

よほどひどい汚れでない限り、玄関掃除に洗剤は不要です。
安易に洗剤を使うと、水で流すのはもちろん乾かすのにも時間がかかります。
とりあえず洗剤を吹きかけることは避けて、まずは「ほうき+水拭き」できれいにしましょう。

それでも黒ずみが落ちないときは、二度拭きがいらないホームクリーニング洗剤とブラシを使ってこすった後に水拭きします。
たたきに水分が残っていると、跡が残って汚くなってしまうので、必ず乾き拭きで仕上げてください。

正しい掃除で玄関をきれいに

正しい掃除で玄関をきれいに出典:stock.adobe.com

家の顔とも言われる玄関は、つねに清潔ですっきりとした空間をキープしたいもの。
ただしい方法で掃除すれば、短時間できれいになりますよ。

1ヵ月に1回の玄関掃除で、暮らしを整えましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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