「スポンジ除菌」でやってはいけないNG行動

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2023.11.04

毎日使う食器洗い用のスポンジは、雑菌の繁殖を防ぐためにもこまめな除菌が欠かせません。 しかし、間違った方法で行うと、スポンジが傷んで寿命が縮んでしまうことも……。 そこで今回は、やってはいけない「スポンジ除菌のNG行動」をご紹介します。

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食洗器で洗う

食洗器出典:stock.adobe.com

食器と一緒に食洗器へ入れてしまえば、手っ取り早く除菌できるようにも思えます。
でも、スポンジを食洗器で洗うのはかなり危険な行為です。
食洗器の熱でスポンジが劣化するだけでなく、ヒーターの上に落ちると発火や発煙を引き起こす恐れがあります。

洗濯機で洗う

洗濯機で洗う出典:stock.adobe.com

衣類と一緒に、洗濯機でスポンジを洗えばラクですが、じつはこれもNG。スポンジを洗濯機に入れると、ボロボロになりひどく劣化する場合があります。

粉砕されたスポンジのかけらが洗濯機の中に残ってしまえば、故障する可能性もゼロではありません。
もしそうなれば、スポンジが使えなくなる以上にリスクが大きいです。

電子レンジで加熱する

電子レンジ出典:stock.adobe.com

お湯で洗えるとはいえ、スポンジの耐熱温度はそれほど高くありません。耐熱温度はものによって異なりますが、高くてもせいぜい90℃。

電子レンジの加熱温度に耐えられないものがほとんどなので、電子レンジ加熱はNGです。
加熱すると、スポンジが変形したり、電子レンジが故障する恐れもあります。

漂白剤に漬ける

漂白剤出典:stock.adobe.com

ふきんや調理器具など、キッチン用品の除菌に便利な漂白剤ですが、スポンジの除菌には向いていません。スポンジはデリケートで壊れやすいため、漂白剤の刺激で劣化する場合があります。

刺激に強い「塩素系漂白剤」は、特に注意が必要。酸素系漂白剤も、できることなら使わないほうが無難です。

煮沸する

煮沸する出典:stock.adobe.com

熱に強くないスポンジは、当然ながら煮沸もNGです。
沸騰したお湯は100℃。一般的なスポンジの耐熱温度をオーバーすれば、スポンジが傷むスピードが早くなってしまいます。

正解は「お湯」または「中性洗剤」

正解は「お湯」または「中性洗剤」出典:stock.adobe.com

スポンジを除菌するには、「お湯」または「中性洗剤」につけるのが正解です。漬け置きは1分ほどでOK。
お湯に漬ける場合は、湯温を70~90℃に調整することで、スポンジを劣化させることなく除菌できます。

食器を洗うものだからこそ、毎日清潔に使いたいもの。スポンジはこまめに除菌をして、2週間~1ヵ月を目安に新しいものに取り変えましょう。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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