冬は家事のやる気が出ない。家事が終わらない…。その原因は?
冬になると「いつも通りに家事をしているのに、なぜか終わらない……」というお悩みはありませんか?
私のブログでは、毎年冬になると“ある記事”がとてもよく読まれます。11月~2月まで、毎日何人もの方が検索してくださってたどりつくようです。
「冬になると家事のやる気が出ない……」という内容の記事です。そのため、「私だけじゃなかったんだ!」と毎年思わされ、そして安心します。
数年間、「どうして冬になると家事がいつもよりしんどいのか?」を考えました。その結果、明確な原因が2つ見つかりました。
原因の一つとして挙げられるのは「家事の総量が増えている」こと。
たとえば、夏と比べて、寝具の洗濯が大変だなあと感じることはありませんか?
また、冬になると使う加湿器の水捨ても地味に面倒ですよね。
こうした「小さな家事の積み重ね」によって家事の総量が増え、時間がかかったり終わらなかったりすることで、私たちのやる気が奪われているのです。
冬になると増える家事3つ
冬になると増える家事には、わが家ではこんなものがあります。
(1)衣類の洗濯量(着る衣類の枚数が増える)
(2)ふとんの洗濯量(かける枚数が増える)
(3)夏にはなかった手入れや掃除(加湿器や結露など)
そのほか雪が多く降る地域にお住まいの方は、この3つ以外にもたくさんの「冬家事」があります。
毎日の雪かき、車に積もった雪落とし、冬物通園・通学ウェアの手入れなど。雪が降らない地域と比べて、数時間単位で日々の家事が増えている可能性があります。
どんな家事が増えているのかに気づくと、初めて対策が立てられます。
ここでは、わが家で実際にやってみた「対策」について一つお話ししたいと思います。
わが家の冬家事対策実例!「冬寝具の洗い方」
冬は毛布や掛け布団、起毛タイプなど厚手のシーツを使うことで、寝具そのものの「厚み」と「量」が増えます。
薄手のものならまとめて洗えても、厚手のものだと一度に洗える枚数が減ります。とにかく洗濯機を回す回数が増える。しかも、寝具は大きくて干す場所も必要です。だから、夏よりも洗濯が大変になるのです。
試行錯誤した中でうまくいった、寝具の洗濯にまつわる家事をラクにする工夫をご紹介します。
工夫1.冬の寝具は必ず「洗い替え」を持つ
夏の寝具は、洗っても早ければ数時間で乾くため、洗い替えがなくてもなんとかなります。ですが、冬の寝具は乾くのに時間がかかる。だから、洗い替えを用意しておきます。
工夫2.曜日ごとに洗濯内容を決める
曜日と洗濯内容をセットにしておきます。
《洗濯スケジュール例》
わが家では「2週間に1回」を目安にしていますが、毛布の洗濯頻度は「1ヶ月に1回以上」が目安です。
時間がない場合、毛布に関しては「週×人」で組み合わせてもいいかもしれません。
《洗濯スケジュール例》
工夫3.干す際には扇風機の風を当てる
扇風機の風を当てることで少し乾くのが早くなります。梅雨や雨のときにも使えるテクニックです。
わが家では扇風機は年中出しっぱなし。暑い時期はリビングで、寒い時期は洗濯干しスペースに移動させて使っています。
わが家の工夫をご紹介しました。
このように、まずはどんな家事が増えているのか気づくことで、初めて対策が立てられます。
いつもの家事にどれくらい時間がかかっているか、つまずいているポイントはどこかなど、今一度見直してみると、必要な便利グッズや対策が見えてきますよ。