そういえば最近「輪ゴム」を使ってない…
以前は、使いかけや食べかけの袋を閉じるといえば「輪ゴム」でしたが、今は袋とじクリップを使う機会も増えたのではないでしょうか。
筆者の家でも、「最後に輪ゴムを使ったのはいつだっけ……?」というほど、輪ゴムの出番が減ってしまいました。
そこで今回SNSで調べてみたところ、輪ゴムを活用する方法が見つかったので、本当に「使える活用法」なのかを検証してみました!
「輪ゴム」の便利な活用法を検証
卵のころがりを防止する
1つめの方法は、とてもシンプル!
卵がころがってしまうのを防止するための柵として使う方法です。
筆者もお弁当作りで毎日のように卵を使いますが、作業台に置いてちょっと別のことをしている間にころがってしまい、たまに「あれ? 卵どこいった……?」なんてことも(笑)。
料理によっては下準備で卵を常温に戻すこともありますが、わざわざお皿を使わなくても、作業台に直接置いた輪ゴムの中に卵を置いておけるとラクですね。
実際にやってみたところ、少し触れて卵が動いても、ちゃんと輪ゴムの中に留まっていました!
こちらは「使える」活用法でした。
バナナの鮮度を保つために使う
つぎは、バナナの鮮度を保つ方法を試してみます。
バナナは房の先端部分から追熟を促すエチレンガスを放出するんだそう。
この部分を覆うことで、追熟を遅らせる方法です。
まず、バナナの房をキッチンバサミで切り分け、房のつけ根の黒い部分がついたものと、カットした部分をラップで覆い輪ゴムでとめたものを並べて数日間置いてみます。
カットした先端部分は二重にしたラップでしっかりと覆い、輪ゴムでとめます。
この状態で、6日間置きました。
シュガースポットという黒い斑点が表面に現れたので食べごろですね。
正直、見た目には両者に差はありません。
皮の色は同じように黄みが増し、シュガースポットも同じように出ています。
切り口を覆ったラップもしっかりとまっています。
皮をむいた状態でも比較観察してみましたが、見た目には違いがわかりませんでした。
しかし……
食べ比べてみたところ、違いがありました!
どちらも甘く熟していましたが、ラップをしていたほうは若干ですが青臭さがあり、奥に微かに芯が残る感じがありました。
これに対し、房の黒い部分をつけた状態のまま置いていたほうは中まで完全に熟しており、青臭さや固さを全く感じませんでした。
驚くほどの大きな差ではありませんが、バナナを長持ちさせたいときや、固いバナナが好きな方は、房をカットして断面をラップで覆うことをおすすめします。
ということで、こちらも「使える」活用法という結果でした!
みなさんもぜひこの機会に、使っていなかった輪ゴムを活用させてみてくださいね。