人の動きを観察する?「散らからない家」にするための“5つの仕組み”

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 人の動きを観察する?「散らからない家」にするための“5つの仕組み”

2024.02.28

片付けというと、モノを減らすことや収納術に意識が向きがちですが、大切なのは散らからない家の仕組みを作ること。そのためには、住む人の動きを観察することが大切です。モノと向き合うことで、自分自身と家族と向き合い、人の動きに合わせた仕組みを作ることで散らからない家を作ることができます。散らからない家の仕組みづくりのステップをご紹介します。

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1.ありのままの部屋の状況を写真に撮る

片付け出典:unsplash.com

片付けは使ったモノを元に戻す作業の繰り返し。出しっぱなしになっていたり放置されているモノは、しまう場所が決まっていなかったり、しまう場所が遠かったりと、元に戻しにくい要因があるはずです。まずはその要因を知ることが、散らからないお部屋を作る第一歩です。

そのために、まずはありのままの部屋の状況を写真に撮ってみましょう。写真に撮ることで、いつも見慣れた部屋を客観的な視点で見れるようになるので、写真を確認して散らかってしまう要因を探りましょう。

2.使用頻度別にモノを分けよう

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次に、使用頻度でモノの住所や収納法も変わるので、モノを使用頻度別に分けていきましょう。使用頻度の高いモノから、取り出しやすくしまいやすい場所に収納していき、元に戻しやすい収納の仕組みを作っていきます。

使用頻度の高いモノほど、またどうせ使うから……と出しっぱなしになってしまい散らかりがち。使用頻度の高いモノほど、しまう場所を決めて仕組みを作っていきましょう。

3.「誰が、どこで、何をしているか?」でしまう場所を決めよう

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「誰が、どこで、何をしているか?」という視点で、モノをしまう場所を決めていきましょう。例えば、メイクは洗面室でする方もいれば、キッチンのダイニングテーブルでする方もいるはず。家族がソファでくつろぐ際に読書をしたり、ゲームをしているのであれば、書籍やゲーム機器はソファ周辺に収納しておくと、くつろぐ時間に最小限の動きで片付けをすることができます。

人の動きに合わせて、モノの住所を決めていくと、部屋の中での人の動きがスムーズになり、片付けもしやすくなります。

4.収納方法はハードルを下げる

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しまう場所が決まったら、収納のステップに進みます。収納方法はケースに放り込むだけ、フックに掛けるだけというように、収納方法のハードルはできるだけ下げて、片付いた状態を維持しやすいようにしましょう。

収納方法が複雑だったり、モノを元に戻す動作(アクション)が多いと、片付けそのものを面倒に感じ、長続きしません。疲れていても戻しやすいかという視点で収納法を決めましょう。

5.空間に余白を

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散らからない仕組みづくりのポイントとして、収納スペースに対して余白を持たせることも大切です。引き出しにギチギチにモノをしまい込んでいては、取り出して戻す際どうしても、散らかってしまいます。

少しの余白を持たせることで、取り出しやすく戻しやすい仕組みを維持することができます。モノを詰め込みすぎないことを意識してください。


散らからない家の仕組みを作るには、住む人の動きを観察することが大切です。モノではなく、人にフォーカスすることで片付けしやすい心地よい空間を作れます。モノではなく人が真ん中にある心地いい暮らしのために、ぜひご紹介したステップを参考に片付けに取り組んでみてください。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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