“スポンジ・ブラシ・使い捨て”どれが正解?「トイレブラシ」のただしい使い方【知って得する掃除術】

家のこと

stock.adobe.com

2024.03.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレ掃除の定番アイテムとも言える「トイレブラシ」ですが、じつはいろいろな種類があります。ここでは、トイレブラシをただしく使う上で知っておくべき、「トイレブラシの違い」についてご紹介します。

広告

ブラシタイプ

ブラシタイプ出典:www.photo-ac.com

硬いブラシで汚れをしっかり落とせるブラシタイプは、頑固な汚れもこするだけですっきり落ちます。
水・泡切れもいいので、ブラシ自体汚れにくく、手入れも簡単です。
ただし、汚れが簡単に落ちる=便器にも負担がかかることを忘れてはいけません。力加減や掃除の頻度によっては、便器内のコーティングがはがれたり傷がついたりする恐れがあります。

スポンジタイプ

スポンジ出典:stock.adobe.com

やわらかいスポンジタイプのブラシは、便器へのダメージが少なく、傷がつく心配がありません。力加減で形状が変わるため、隅々まで洗いやすいメリットもあります。
ただし、水切れや泡落ちはかなり悪いです。スポンジに残った汚れから菌が繁殖しやすく、衛生を保ちづらい欠点があります。
スポンジ自体がやわらかいので、尿石や黒ずみといった頑固な汚れには不向きです。

使い捨てタイプ

使い捨てタイプ

使い捨てタイプのメリットは、掃除を終えた後にブラシ部分を取り外して流せること。ブラシ自体に洗剤がしみ込んでいるため、ブラシひとつで掃除できて便利です。
ただし、コスパはいまいち。ブラシ部分は毎回新しいものに取り換える分、コストがかかります。
使い捨てできるのはブラシ部分だけなので、持ち手本体は使うたびに消毒や洗浄が必要です。
洗浄力はスポンジと同じくらい。ブラシに比べると硬さが劣るため、頑固な汚れは落ちづらいです。

トイレブラシは掃除の頻度で選ぼう

トイレブラシは種類によって、洗浄力が異なります。掃除の頻度を目安に、自分に合うトイレブラシを選ぶことが大切です。

・ブラシタイプ…週に1~2回掃除する人
・スポンジタイプ…毎日(頻繁に)掃除する人、ブラシの手入れがまめな人
・使い捨てタイプ…週に1~2回掃除する人、コストを気にしない人

上記はあくまでも目安です。使いやすさや掃除できる頻度、お手入れ・買い替える頻度などを考えながら、ベストなトイレブラシを選びましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告