お米自体が古い
お米には明確な消費期限がありませんが、じつは繊細で傷みやすい食品です。お肉や野菜と同じ生鮮食品なので、精米してすぐに劣化がはじまります。
酸素にふれることでお米の状態が悪くなり、酸化が進んでぬかの風味や香りが強くなります。
炊飯器をあけた瞬間に感じるイヤなぬか臭さは、お米そのものが劣化しているために起こることが多いです。
洗い足りない
単純に、お米の洗う工程が足りていないことも原因のひとつ。
洗い足りないと、お米の表面についたぬかが残ったままになり、風味を損なうこともあります。
「お米は古くないのに、ぬか臭い」というような場合は、洗う回数を増やしてみるのもよいでしょう。
炊飯器に問題がある
お米ではなく、炊飯器が臭いの原因になっているケースは少なくありません。炊飯器に汚れが残っていると、雑菌が繁殖し、ごはんが臭う場合があるのです。
炊飯器は内釜だけでなく、内ぶた・パッキンなど洗浄部位がたくさんあります。清潔を保つためには、洗えるパーツの汚れをすべて落とし、定期的なお手入れが必要です。
保温は乱用せず早めに食べて
お米や炊飯器に問題がなくても、長く保温しすぎるとお米の風味は落ちます。
精米したお米は長持ちしないことを頭に入れて、白米の買う量や炊飯器のお手入れなどを工夫しましょう。