家中コロコロできる「カーペットクリーナー」が【不得意】な“取れない汚れ”とは

家のこと

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2024.05.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。コロコロと転がすだけで、手軽に家の中を掃除できる「カーペットクリーナー」ですが、不得意な汚れもあります。ここでは、じつはNGな「カーペットクリーナーで取れない汚れ」をご紹介します。

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家中の掃除に使えて便利

粘着テープタイプのカーペットクリーナーは、電源も不要で家中どこでも掃除できる使い勝手のいいアイテムです。
掃除機と比べて音が静かなので、時間を気にせず使えるのもいいところ。取れたごみが目で見てわかるので、きれいになった達成感も得られます。
そんなカーペットクリーナーですが、掃除してもなかなか落ちない苦手な汚れもあるんです。

カーペットクリーナーで取れない汚れとは

繊維に入り込んだ汚れ

カーペット出典:stock.adobe.com

粘着タイプのカーペットクリーナーは、コロコロ転がして汚れを取り除きます。
絨毯やラグのお手入れにも使えますが、繊維の中に入り込んだ汚れまでは除去できません。
カーペットクリーナーが役に立つのは、表面についた髪の毛やほこりの掃除のみ。奥に入り込んだ汚れは、掃除機を吸い取るときれいになります。

大きなごみ

ごみ出典:stock.adobe.com

カーペットクリーナーはシールの粘着力でごみを取り除く掃除グッズです。
そのため、しっかり粘着しない大きな汚れは不得意です。
わたしも実際に、子どもが汚したお菓子の食べこぼしを取り除こうとしましたが……。きれいになるどころか、転がした勢いでクッキーが粉砕されました。
大きなごみは手で集めて、細かい汚れにはカーペットクリーナーを使うと効率よく掃除できます。

過度に転がすのは避けて

粘着タイプのカーペットクリーナーには不得意な汚れがあります。なかなか落ちないからと繰り返し転がすと、カーペットの繊維や床表面を傷める恐れがありますので避けてください。
カーペットクリーナーだけで完全に汚れを落とすことは難しいので、掃除機や拭き掃除と併用して使いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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