「さつまいもの皮」むいたら損!甘さを引き出す“腸活おやつ”のつくりかた【管理栄養士に学ぶ健康レシピ】

料理・グルメ

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2024.06.03

さつまいもを調理するとき、皮をむいていませんか? 管理栄養士の関口絢子さんによると、皮ごと食べたほうがいいのだそう。今回は、ゆっくり蒸して甘さを引き立てる「さつまいものきな粉和え」を教えていただきます。

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教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

さつまいもの自然なおいしさを味わえる一品

さつまいも出典:www.photo-ac.com

今回は、さつまいもを使った「ヘルシーな腸活おやつ」をご紹介します。さつまいもは今いろいろな種類がありますので、芋の種類によってもしあがりが変わってくると思います。今回はさつまいもの甘さを引き出す調理方法で、できるだけいろいろな調味料を加えないで自然なおいしさを味わえるしあがりにしていきます。

きな粉

きな粉出典:www.photo-ac.com

お腹すっきり食材のさつまいもにきな粉を掛け算することで、さらにお腹にうれしい効果を発揮します。きな粉は大豆の栄養がそのまま取れる食材で、乾燥しているので栄養が凝縮しています。

さつまいも

さつまいも出典:www.photo-ac.com

さつまいもの皮のむらさき色自体もアントシアニンというポリフェノールです。また皮に食物繊維も多く含まれています。お腹の健康を意識する方は皮ごと使ってください。

また黒くなる灰汁と言われる成分は、クロロゲン酸というポリフェノールです。さつまいもに含まれるヤラピンやビタミンC、ビタミンB群など水に溶け出しやすい成分はたくさんあるので、見た目の色にこだわりがなければ水にさらさずにそのまま使うのが栄養的にはお得です。

さつまいも出典:www.photo-ac.com

さつまいもにはでんぷんがたくさん含まれていますが、高温で調理するとでんぷんを麦芽糖に変える酵素を働きが失活しますので、高温で調理してしまうと甘さが引き出せなくなります。今回は、ゆっくり蒸していくことで酵素の働きが一番高まる70度前後で、ゆっくりしあげていきます。

「さつまいものきな粉和え」の作り方

材料

  • さつまいも……1本
  • きな粉……大さじ4
  • てんさい糖……大さじ2分の1
  • 塩……少々
  • バター(オリーブオイルでも代用可)……10g

作り方

1.さつまいもをよく洗い、ひと口大に包丁で切ります。

ひと口大に包丁で切ったさつまいも出典:www.youtube.com

2.フライパンにキッチンペーパーを2~3枚ひき、水を100cc入れ、1のさつまいもを並べます。ふたをしてゆっくりと弱火で蒸していきます。温まるまでは中火で加熱をして、蒸気が上がってきたら弱火にします。さつまいもが柔らかくなるまで蒸していきます。途中で乾いてしまったら水を追加してください。

フライパンに並べたさつまいも出典:www.youtube.com

※さつまいもの切り方や種類によって加熱時間は変わってきますので、ときどき様子を見ながらつまようじなどを刺してください。

3.フライパンにバターを入れて、さつまいもを軽くソテーしていきます。火を中火ぐらいにしてさつまいもの表面を少し焼いていきます。さつまいもを返してもサラッとくっつかないぐらいの状態になればOKです。

フライパンを焼いているさつまいも出典:www.youtube.com

※余ったバターなどが残っていたらキッチンペーパーでふき取ってください。

4.ボウルにきな粉、てんさい糖、塩を入れて混ぜ合わせ、3のさつまいもを入れます。さつまいもを崩さないようにきな粉をまぶします。器に盛りつけてできあがりです。

さつまいものきな粉和え出典:www.youtube.com

今回は、「さつまいものきな粉和え」をご紹介しました。さつまいも自体の甘さを引きだす調理方法はフライパンひとつでもできるので、ぜひ試してみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

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著者

ayako

ayako

「笑顔になるように」を大切に毎日を過ごしています。 子どもと図書館で一緒に過ごすことが大好きです。 皆さんのお役に立てるように頑張ります。

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