ビタミンCと大豆イソフラボンが豊富「豆もやし」で作ってほしい【料理研究家のかんたん絶品レシピ】

料理・グルメ

2024.06.19 更新

料理研究家の田内しょうこです。みなさん、「豆もやし」を食べたことはありますか? ビタミンCと大豆イソフラボンたっぷりで美容にもよく、噛みしめるほどにおいしいんです。豆もやしをたっぷりのせた、ヘルシーなそうめんはいかが? 包丁いらずで手軽に作れます。

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大豆イソフラボンたっぷり、美容にもよい豆もやし

ナムルの材料でおなじみの豆もやしを買ったことはありますか? 
もやし売り場にあるのですが、意外と「買ったことはない」という方も多いようです。

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普通のもやしは緑豆や黒豆から作られますが、豆もやしは大豆を発芽させたもの。大豆の栄養、たんぱく質や大豆イソフラボン、大豆サポニンといった女性に嬉しい栄養もたっぷり含まれているんです。

また、発芽する過程で発生するというビタミンCは、たんぱく質を合わさるとコラーゲンの生成を助けてくれます。
紫外線の沈着も防いでくれるので、ますます日差しが強くなるこれからの季節にはぜひたくさん食べたい食材です。

豆もやしで、食べごたえアップ

疲労回復効果のある豚肉と合わせれば、夏のスタミナ補給にも期待大。
暑い日にもあっさりと食べやすく、でもしっかりとした歯ごたえで、そうめんの栄養価もアップします。

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噛みしめるほどにおいしい豆もやしは、普通のもやしとは全くの別もの。そのおいしさを味わったら、普通のもやしには戻れなくなりますよ!

豆もやしと豚しゃぶのそうめん(調理時間 10分)

材料(4人分) 

豚薄切り肉……200g
豆もやし……200g
そうめん……8束

【つゆ】
・麺つゆ(3倍濃縮)……100ml
・酢……大さじ1
・水……300ml

ごま油……適量
ブロッコリースプラウトなど……適量

作り方

1. もやしと薄切り肉で包丁いらず。

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ひとつの鍋で順番にゆでていく。大鍋に湯を沸かし、豆もやしをゆでる。

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手つきのザルに入れてゆでると、引き上げる作業がラクになります。

2. 豚肉をゆで、色が変わったら水にはなす。

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3. いちど煮立たせて肉のアクをしっかりとってから、そうめんを入れてゆでる。

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4. 器にそうめんを盛り、豆もやしと豚肉をのせる。

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好みでブロッコリースプラウトや小口切りのねぎなど緑の野菜を添え、混ぜたつゆをかける。好みでごま油をまわしかける。

豚肉は水にはなして、ふっくらと

豚肉はゆでてそのまま皿などにのせてしまうと、どんどん乾燥して硬くなってしまいます。

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ゆであがったら水につけておきましょう。
「ぬるま湯にはなすとよい」と言われますが、ゆでた熱い肉を入れるとすぐに水の温度も上がるので、最初は普通の水道水で大丈夫です。

ごま油で香りもアップ!

そうめんは製造過程でごま油を使っているので、ごま油とは相性抜群! 仕上げにごま油を回しかけると、コクも香りもぐんとアップ。箸の止まらないおいしさになります。

キムチで味変しながら食べるのがおすすめです。

ヘルシーで満足感あるから、夜食やダイエットにも

豆もやしは食物繊維もたっぷり。また大豆サポニンは、脂質代謝の改善や肥満防止に効果があると言われ、ダイエットにもぴったりな食材なのです。

そうめんの代わりに、春雨やこんにゃく麺、豆腐麺を使えば、ダイエット効果もますますアップ。夜遅くなったときのごはんにも、ぜひ作ってみてくださいね!

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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