知ってるようで知らない「洗濯ネット」の“NGな使い方3選”【ただしい使い方を学ぶ】

家のこと

2024.06.11

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。多くのご家庭にある、洗濯ネットは、デリケートな洋服や、シワになりやすい洋服の洗濯に活躍しますよね! でもネットに入れたのにぐしゃぐしゃに洗い上がってしまうことはありませんか? それ、入れ方が間違っているんです。

広告

【NG1】1枚のネットに服を沢山入れる

1枚のネットに沢山詰め込む出典:www.photo-ac.com

「とりあえずネットに入れればいい」と思っている方は、洗濯ネットの使い方を間違えています
洗濯ネットに複数の洋服を入れると、ネットの中で洋服が絡まり合います。
これではせっかく洗濯ネットに入れた意味がなくなってしまいますよね。

【正解】1枚のネットに1枚の洋服

1枚のネットには洋服も1枚

1枚の洗濯ネットに入れる洋服は、1枚だけです。
必ずボタンやファスナーを閉め、畳んでからネットに入れましょう。

【NG2】適当な大きさのネットに入れている

大きいネットに入れる

ネットの大きさは洗い上がりを左右します。

洋服に対して大きすぎるネットだと、ネットの中で衣類がぐしゃぐしゃになってしまいます。
逆に小さすぎるネットに小さく畳んで入れると、シワができやすくなります。

【正解】洋服とピッタリ同じ大きさのネットを使う

洋服と同じ大きさのネットを使用する

洋服を畳む際は、洗濯ネットにピッタリ入る大きさに畳みましょう。
この時、汚れが気になる場所がネットの表面に来るように畳みます。ニオイや汗の汚れが気になる場合は、洋服を裏返してから入れましょう。

様々な大木佐の洗濯ネットを用意出典:www.photo-ac.com

洗濯ネットは厚手のもの・目の粗いもの、大きいもの・小さいものなど複数用意しておくのがおすすめです。
目の粗いものの方が汚れ落ちが良く、厚手のものの方が優しく洗うことができます。

【NG3】ファスナーが開いている

洗濯ネットのファスナーが開いている

洗濯ネットの端には、ゴムがついているのを知っていますか?

このゴムは、ファスナーの引き手をしまうためのものです。
ファスナーの引き手をしまわずに洗濯機にかけると、ファスナーが破損したり、他の洋服を傷めてしまうことがあります。

【正解】ファスナーの引き手をゴムにしまう

引き手をゴムにしまう

洗濯ネットのファスナーは、最後までしっかり閉め、引き手はしっかりゴムにしまいましょう。

洗濯ネットに入れた方がいいもの

  • ランジェリー
  • ストッキング
  • レース素材の衣類
  • 赤ちゃんの靴下
  • 薄手のハンカチ

小物は洗濯ネットに入れる

ドラム式洗濯機の場合、薄手のハンカチやショーツ、赤ちゃんの靴下など小物がドラムの隙間に入り込んでしまうことがあります。小物は洗濯ネットに入れ、ドラムの奥に入れるようにしましょう。

専用ネットを活用する

ワイヤー入りのブラジャーは、ワイヤーが入った専用ネットを使うと型崩れを予防できます。

正しく使って洗い上がりをよくしよう

正しく使って洗い上がりUP

洗濯ネットに洋服を入れると、そのまま洗うより優しく洗うことができる反面、汚れ落ちは悪くなります。
そのため、他の衣類量は7~8割程に減らし、たっぷりの水で洗いましょう。

シミや汗など、汚れが気になるときは汚れに洗剤を塗ってから洗濯ネットに入れると汚れ落ちが良くなるので試してみてください!

正しく洗濯ネットを使って洗うと、洋服は畳んだままの状態で洗い上がります。
洗い上がった洋服はなるべく早く洗濯機から出し、風通しの良い場所で干しましょう。

濡れたまま洗濯槽に放置すると、シワになるだけでなく、雑菌が繁殖し、生乾き臭の臭いの元にもなるので注意しましょう!

広告

著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告