使っていない「シャンプーの試供品」は取っておこう
受け取ったけれど結局使っていないシャンプーの試供品、どうしていますか? 旅行用に便利かもと思って取っておいたものの香りや成分が好みに合わず、気づけば引き出しの奥に溜まっている……、そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで調べてみたところ、不要になったシャンプーの試供品を生活に活かせる意外な方法を見つけたので、実際に試してみました。
使っていない「シャンプーの試供品」は洗剤として活用
使っていないシャンプーの試供品は、じつは洗剤としても活用できます。シャンプーには皮脂やタンパク質汚れを落とす洗浄成分が含まれているため、しつこい汚れや染み、ちょっとした部分洗いに役立ちます。
1.衣類洗剤の代わりに活用
通常の洗濯では落ちにくい染みや汚れに困ったときは、衣類洗剤の代わりにシャンプーの試供品を活用してみましょう。
実際に試してみたところ、シャンプーは非常に泡立ちが良いことに加えて洗浄力も高いため、特に手洗い洗濯に適していると感じました。例えば、襟や袖の黄ばみ、ファンデーションの跡などの部分的な汚れにシャンプーを少量つけてやさしくもみ洗いすると、汚れが落ちやすくなります。肌に使うものなので衣類にもやさしく、生地を傷めにくいのもメリットの一つでしょう。
2.掃除用洗剤の代わりに活用
不要になったシャンプーの試供品は、掃除用の洗剤としても活用できます。シャンプーには油分や皮脂を分解する成分が含まれているため、キッチンの油汚れや洗面台の水アカ、手アカ汚れなどにも効果的。
特にレンジ周りのベタつきや、シンクまわりの皮脂汚れなどにおすすめです。スポンジや布に少量つけて泡立て、汚れ部分をこするだけで、頑固な汚れもすっきり落とせますよ。
【注意点】シャンプーの試供品は基本的には1年以内に使い切ろう
化粧品サンプルには使用期限の記載がないことが多いため、つい長期間保管しがちです。しかし、開封後は成分が劣化しやすく、古くなったシャンプーの試供品を衣服の洗剤代わりに使用すると肌トラブルの原因になる可能性もあるため注意しましょう。
未開封であっても保存状態によって品質が変わることがあるため、基本的には1年以内に使い切るのがおすすめです。
シャンプーの試供品を洗剤として活用しよう
使い切れずに眠っている試供品を掃除に活用すれば、無駄なくエコに使い切ることができます。ちょっとした汚れの掃除に役立つうえ、掃除用洗剤の節約にもなり経済的。ぜひ試してみてくださいね。