「モノを手放せない人」が手放せるようになる“3つのステップ”【整理収納アドバイザーに学ぶ】

家のこと

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2024.06.12

「今度こそ家を片付けよう!」と片付けに取り組み始たけれど、どうしてもモノを手放せない、モノを手放すことが苦手で、片付けを断念してしまった経験はありませんか? モノを手放した方がよいと頭では理解していても、実際に手放すという決断ができない方も、多いのではないでしょうか。そこで今回の記事では、モノを手放せないあなたが、モノを手放せるようになる3つのステップをご紹介します。是非実践されてみてください。

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1.まずはモノをカテゴリーごとに分けてみよう

片付け出典:www.photo-ac.com

いざ片付けに取り組む際に、いきなり捨てるモノを選ぶことからはじめていませんか? モノを手放すのが苦手なのに、捨てるモノ、いらないモノを選ぶことから片付けに取り組んでも早々につまずいてしまい、片付けは一向に進みません。

まずは、モノをカテゴリーごとに分けることから始めましょう。モノをカテゴリーごとに分けることで、カテゴリーごとのモノの量を把握することができます。ただ漠然とモノが多いから「捨てないと! 片付けないと!」という状態から一歩前進することができます。

モノの量を把握することで、具体的に「これだけの量が必要なのか?」と片付けを進めていくことができます。

2.モノではなくどんな暮らしを送りたいのか?にフォーカスして必要なモノを選ぶ

片付け出典:www.photo-ac.com

モノを手放すのが苦手な方は、まだ使えるのに手放すのはもったいない……、いつか必要になるかも……とモノにフォーカスしすぎて、モノを手放すことを後回しにしてしまいがち。そうではなく、片付けて自分自身がどんな暮らしを送りたいのかという自分軸、どんな部屋でどんな時間を過ごしたいのかという時間軸を大切に、自分自身にフォーカスして必要なモノを選びましょう。

理想の暮らしや理想の時間を過ごすために必要なモノを選ぶという視点で、モノを選んでいくことで、自然と理想の時間に必要でないモノが浮き彫りになっていくはずです。今の自分が大切にしたいモノを選びましょう。

3.手放すかどうか迷うモノは保留に

片付け出典:www.photo-ac.com

必要なモノとそうでないモノに分ける際、どうしても迷うモノも出てきます。片付けを進めていく中で、手放すかどうか迷うモノの判断に時間をかけるのはもったいないもの。迷うモノは保留箱を準備して、いったん保留にしておくことで必要なモノ、そうでないモノの判断に集中して、片付けのスピードを上げましょう。

迷うモノを入れた保留箱には、必要なモノかどうかの判断をした日付を記入しておきましょう。その日付からある程度期間がたった際に、期間中に一度も使うことがなかったのであれば、思い切って手放してもよいと思えるのではないでしょうか。


モノを手放せないあなたが、モノを手放せるようになる3つのステップをご紹介しました。片付けは、モノと向き合うことで自分自身の価値観を確認して、自分軸、時間軸を大切していく作業です。モノにフォーカスするのではなく、今の自分が大切にしたいモノを選ぶ片付けに、楽しみながら取り組んでくださいね。

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著者

Kazuko

Kazuko

片付けで暮らしをラクにシンプルに おウチを整えて豊かな暮らし 鹿児島で整理収納アドバイザーとして活動中   中学1年、小学5年の男の子、小学2年の女の子のママ  お片付けサポート 487時間 お片付けレッスン 65名様

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