NG1 収納ケースを使いすぎる
冷蔵庫の中をすっきり仕分けるのに、ケースを活用するのはいいこと。グループごとにまとめておけば食材を探すひと手間も省けますし、片付けもラクです。
ただし、使いすぎは厳禁。冷蔵庫の中をケースですべて埋めると、余白がなくなります。その結果、ケースの大きさに合わないものの行き場がなくなってしまうんです。
冷蔵庫は「7割収納」が目安。ボックスは必要最低限を使って、“ゆとり”も意識しましょう。
NG2 調味料をボトルに移す
調味料をわざわざ別のボトルに移し替えるのは、かなり手間です。
見た目はすっきりきれいに収納できるかもしれませんが、買ったままの姿でしまえば不要な家事。詰め替えた容器で使うと、最後に中身が出にくくなったり洗いづらかったりと難点があります。
すっきり整った調味料収納に憧れたとしても、継続するのが苦になる場合は手を出さない方が賢明です。
NG3 保存容器を白で統一
白色はすっきり整った印象に見えますが、食品保存用の容器は要注意。白い容器だと中身が見えないので、食べ忘れが出やすくなります。
食材やつくり置きを冷蔵庫に入れるなら、ひと目で中身がわかるクリアなものがおすすめ。取り出す前にふたをあけて中身を確認する手間も省けますし、うっかりロスも防止できます。
整理収納は見た目重視では続かない
すっきり整っている美しい収納に憧れる気持ちはわかりますが、大切なのは見た目だけではありません。
一番優先すべきなのは、取り出しやすい&戻しやすい「使い勝手のよさ」です。わざわざアクション数を増やして無理するよりも、自然体で続けやすい収納の方が意味があります。
整理収納は形から入るのではなく、使いやすく続けやすい自分に合う収納を目指しましょう。