危険だから絶対やめて!「ドライアイス」の意外と知らない“NGな捨て方3つ”

家のこと

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2024.08.08

アイスクリームや冷凍食品をテイクアウトしたときについてくるドライアイス。これからの時期は特に活躍しますが、処分方法には注意が必要です。ここでは、意外と知らない「ドライアイスのNGな捨て方」についてご紹介します。

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NGその1.排水口に流す

排水口に流す出典:stock.adobe.com

食品と一緒に入っていることが多いドライアイスは、シンクに流すと手っ取り早い気がしますが、じつはNG。
ドライアイスが触れることで急激な温度変化が起き、シンクの素材や排水口の素材が割れたり破裂したりする可能性があります。特に、排水口に使用されている塩ビパイプは劣化しやすいので、排水口に入れて放置するのも避けましょう。

NGその2.お湯をかける

お湯をかける出典:stock.adobe.com

ドライアイスを早く溶かすために、お湯をかけてはいけません。
二酸化炭素を圧縮してつくられているドライアイスは、お湯をかけると大量の二酸化炭素が発生します。熱湯とドライアイスが飛び散るリスクもありますので、お湯で早く昇華させるのは絶対にやめましょう。

NGその3.密閉する

密閉容器に入れたドライアイス

子どもが触らないように密閉しておくと安全なようですが、これもNG行為のひとつです。
ドライアイスが溶けて固体から気体になると、体積は750倍にも膨れ上がります。袋や容器に入れて完全に口を閉めると、膨張したドライアイスが爆発する恐れがあるため大変危険です。

これが正解!OKな捨て方

取り扱いに注意すべきドライアイスですが、ただしい方法なら安全に処分できます。適切な捨て方の例はこちらです。

人のいないベランダで放置

屋外で放置したドライアイス

ベランダや玄関など、人がいない屋外に置いておくと2~3時間もあれば完全に溶けます。ドライアイスをまとめて処分する場合は、ドライアイス同士を離して置くと溶けやすいです。

水に入れて放置

ドライアイスに水を注ぐ

お湯はNGですが、水ならドライアイスを入れても問題ありません。
ドライアイスが入る大きさの容器に、ドライアイスと水を一緒に入れて放置しましょう。このときも、人がいる場所は避けてください。

ただしい捨て方で安全に

夏に活躍するドライアイスですが、便利だからこそ処分する際は注意が必要です。
いざ処分するときに失敗しないよう、ただしい捨て方を覚えておきましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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