1.「レッド・スワン」
「空港に行く道」や「紳士の品格」で、韓国ドラマファンを釘付けにするキム・ハヌルと、歌手“RAIN(ピ)”として人気を博すチョン・ジフンが共演する、大注目のスキャンダラスな最新サスペンス。
オ・ワンス(キム・ハヌル)は貧しい家庭に生まれますが、必死に練習を重ねて世界的なゴルファーとして殿堂入りするまでに活躍します。そして、韓国屈指の財閥「ファイングループ」の後継者であり、副会長のキム・ヨングク(チョン・ギョウン)と結婚したワンスは、慈善活動を行う「ナウ財団」の理事長に就任。
でも、ヨングクには浮気癖があり、義母でファイングループの会長であるパク・ミラン(ソ・イスク)からはきつく当たられ、ワンスは孤独な日々を過ごしていました。ある日、彼女は親善大使としての務めでマニラを訪問しますが、何者かによって銃撃されます。間一髪で、その場にいた元警察官のソ・ドユン(チョン・ジフン)に命を救われたワンス。
元同僚の死が、ファイン財閥と何らかの関係があることを知ったドユンは、ワンスのボディガードとしてファイン家に潜り込むことに成功します。銃撃事件の黒幕が、ファイン家の中にいると考えたワンスとドユンは、強欲な義母、不倫夫、その愛人、策略的な弁護士ら、この家の者たちの秘密を探り始めますが、欲望にまみれた一族の闇は、2人を命の危機へと追い込んでいきます。
2000年代、“ピ”という印象的な名前の歌手として、大ヒットを連発したチョン・ジフン。185cmのスラリとした長身の彼に、私も夢中になりました。俳優としても大人気の彼が、本作でボディガードとしてヒロインを守る姿は、とてもカッコいいです! 惹かれ合っていくワンスとドユンの関係の行方が非常に気になる必見作です。
2.「バベル~愛と復讐の螺旋~」
「黄金の私の人生」や「風と雲と雨」などで知られ、“高視聴率トップスター”と呼ばれるパク・シフ主演。彼がセクシーさを惜しみなく出して、官能的なベッドシーンにも挑み、「パク・シフの新たな魅力発見!」と絶賛されたラブ・サスペンス。
元新聞記者で、現在は敏腕検事のチャ・ウヒョク(パク・シフ)は、幼い頃に両親を亡くしました。両親の死に財閥「コサングループ」のテ会長(キム・ジョング)が関与していることを知ったウヒョクは、復讐を果たすため、コサングループの法務チーム長として潜り込むことを考えます。
一方、会長の次男で、コサン電子社長のテ・ミノ(キム・ジフン)の妻である女優のハン・ジョンウォン(チャン・ヒジン)は、夫からDVを受けて苦しんでいました。そんな中、テ会長がヘリコプター墜落事故で重体となり、さらにミノが何者かに殺害されます。2つの事件の担当検事となったウヒョクは、容疑者のジョンウォンを取り調べますが、ウヒョクとジョンウォンは秘密の関係でつながっていて……。
テ会長への復讐と、愛するジョンウォンを救いたい想いとの狭間で葛藤するウヒョク。「レッド・スワン」もですが、韓国ドラマでは、秘密や欲望にまみれた財閥に嫁いだ女性が、酷い目に遭って苦労する場面が描かれることが多く、本作のコサングループの裏側もまさにドロドロ! パク・シフ演じる主人公が、危険な恋と復讐にどう決着をつけるのか、最終回まで目が離せません。
3.「仮面の女王」
大ヒットドラマ「私の名前はキム・サムスン」のキム・ソナ主演。彼女が演じる人権派弁護士のト・ジェイと、親友だった3人の女性たちが、同じ男性に人生を狂わされ、人には言えない秘密を抱えながら生きる、嫉妬や欲望を描く復讐系サスペンス。
ト・ジェイと、親友のコ・ユナ(オ・ユナ)、チュ・ユジョン(シン・ウンジョン)、ユン・ヘミ(ユソン)の4人は、ユジョンの結婚祝いであるブライダルシャワーを楽しんでいました。ところが、ジェイはユナの驚くべき“秘密”を偶然知ってしまいます。
その夜、ユジョンの結婚相手であるキ・ドシク(チョ・テグァン)が殺され、それをきっかけに4人の友情に変化が起きます。そして同日、何者かに性的暴行を受けてしまったジェイ。
それから9年が経ち、ジェイはトラウマを抱えたまま、時効を目前にして、暴行事件の犯人を捜し続けていました。何とか見つけ出して、復讐したいと思っているジェイ。そんな折、ジェイとユジョン、ヘミの前に、エミリーという名に変えたユナが現れ……。
ドシク殺害の真犯人は誰なのか? 4人の女性たちと関係する男性には、それぞれ何か裏があるようで、ドロドロの恋愛模様が繰り広げられます。キム・ソナは、「私の名前はキム・サムスン」で見せたコメディエンヌぶりとは全く違う演技で、威厳のある弁護士の姿と、心に傷を負ったヒロインの両面を繊細に体現していて、グイグイ引き込まれます!