もう「ブロッコリー」は茹でない。夏休み中の作り置きおかずになる“体が喜ぶ”食べ方【夏バテ防止レシピ】

料理・グルメ

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2024.07.25

みなさんはブロッコリーはゆでて食べることが多いですか? 厚揚げと一緒に炒めると、体が喜ぶ作り置きおかずになるんです。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「ブロッコリーと厚揚げのおかか炒め」を教えていただきます。

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教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

作り置きできる簡単レシピ

保存容器に入れた作り置きのおかず出典:www.photo-ac.com

今回は夏バテをテーマに、作り置きできる簡単レシピをご紹介します。夏バテは栄養素全般ですが、たんぱく質不足、ビタミンB群やCなど水溶性ビタミン不足になることもあります。

夏バテの大きな原因である栄養不足を解消するためには、不足しやすい栄養素を補うことが重要です。基本となる炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど微量栄養素をしっかり取るために常備しておきたい食材や作り置きレシピを紹介します。

ブロッコリーや夏野菜

ザルに盛られたブロッコリー出典:www.photo-ac.com

ブロッコリーやゴーヤ、オクラ、トマトなどの夏野菜は抗酸化物質やビタミン、汗で失われがちなミネラルなどの補給源になります。ブロッコリーは切った断面から空気に触れることで酵素が働き、イソチオシアネートという機能性物質が増えてきます。ブロッコリーは緑黄色野菜で脂溶性の栄養素が多いので、油と一緒に取る方が栄養の吸収がよくなります。

動物性食品や大豆製品

ザルに盛られた厚揚げ出典:www.photo-ac.com

動物性食品や大豆製品は、たんぱく質やビタミンB群が多く含まれます。厚揚げは豆腐の水分がぎゅっと絞られているので、大豆たんぱく質は普通の豆腐よりもとても多いんです。

「ブロッコリーと厚揚げのおかか炒め」の作り方

厚揚げがあるので、食べ応えがある一品です。おかかのうまみも効いていて、ごはんのおかずにもなりそうです。

材料

  • ブロッコリー……1株
  • 厚揚げ……2枚
  • かつお節……1袋(好みの量に調節してOK)
  • 麺つゆ(白だしでも代用可)……好みの量
  • ごま油(好みの油で代用可)……好みの量

作り方

1.ブロッコリーを小房に分けて、水できれいに洗います。食べやすい大きさに包丁で切ります。

ブロッコリーを食べやすい大きさに包丁で切る女性出典:www.youtube.com

2.厚揚げを食べやすい大きさに包丁で切ります。

厚揚げを食べやすい大きさに包丁で切る女性出典:www.youtube.com

3.フライパンを中火にかけて、ブロッコリーと厚揚げを入れます。水(分量外)を50ccをフライパンの中に入れ、ふたをします。ブロッコリーが柔らかくなるまで、厚揚げと一緒に蒸気が上がってから2分ほど蒸します。様子を見ながら水を足して、加熱時間を調節してください。

食べやすい大きさに切った厚揚げとブロッコリーが入ったフライパン出典:www.youtube.com

4.ブロッコリーが柔らかくなったら、ごま油と麺つゆをフライパンに入れます。かつお節を加えて、余分な水分を飛ばすように炒めていきます。

ブロッコリーと厚揚げをフライパンで炒めている女性出典:www.youtube.com

5.よく混ぜ合わさったら、できあがりです。

ブロッコリーと厚揚げのおかか炒め出典:www.youtube.com

いかがでしたか? 作り置きおかずの中にたんぱく質食材を加えていますので、栄養バランスも抜群です。彩りのいいおかずを作っておくと、献立作りもラクになります。ぜひ、作ってみてください。

※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。

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著者

ayako

ayako

「笑顔になるように」を大切に毎日を過ごしています。 子どもと図書館で一緒に過ごすことが大好きです。 皆さんのお役に立てるように頑張ります。

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