1.今あるモノを把握して消費する
家が片付かないお家の大きな特徴として、どこに何があるか把握できておらず、日用品のストックや食品のストックなどが、部屋のあちこちに散乱していているというものがあります。部屋のあちこちにモノが散乱していることで、お目当てのモノが必要な時にみつからず、無駄に買い物をしてしまう……ということが繰り返されてしまいます。
無駄遣いがもったいないのはもちろん、探し物をしている時間ももったいないですし、モノが増えて部屋がますます散らかるという悪循環が生まれてしまいます。この悪循環を断ち切るためにも、まずは家の中のモノをしっかりカテゴリーごとに分けて、今あるモノを把握することから片付けに取り組みましょう。
どこに何がどれだけの量あるか把握したうえで、日々の暮らしの中でそのモノを消費していきましょう。日用品のストックなどは、買い物前に在庫を確認してから買うことを習慣にすれば、無駄にお金を使うこともなくなります。
2.モノを購入するときはよく吟味する
家の中のモノをカテゴリー分けして把握したことで、これまでいかに無駄に買い物をしてきたのか……と罪悪感を感じる方も多いかと思います。この罪悪感を、目を背けずしっかりと自分で引き受けることで、「これからモノを購入するときはよく吟味してから購入するようにしよう!」と思うようになります。
モノを増やすのは一瞬ですが、モノを減らす作業は思っている以上に時間とエネルギーが必要だということを、身をもって体感したはず。「本当に必要なモノ、本当に自分自身が欲しい!」と思うモノだけ購入するようにして、モノに振り回される暮らしにさよならしましょう。
3.これでいいや…ではなくこれがいい!と思えるモノしか持たない
「セールだったから、流行っているから、これでいいや」と妥協してモノを買うのではなく、「好きだなと思えるモノ、持っていることで心が満たされるようなモノ、これがいい!」と思えるモノだけを購入するようにしましょう。そうすると、お家の中に好きではないモノがないので、お家時間がより心地よく満たされる時間に。
好きなモノしか購入しないので無駄な出費が減るのはもちろん、お家時間が満たされるので外出する頻度も減り、結果的に無駄な出費が減りますよ。
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家を片付けることで、お金が貯まりやすくなる3つのステップをご紹介しました。家を片付けて、モノと向き合うことは、ご自身とモノとの関係を改めて見直すことにつながり、改めて自分自身が、どんな価値観を大切にしたいのかを明確にしていく作業にもなります。経済的な面だけでなく、精神的にも豊かな暮らしを送るためにも、是非参考にされてください。