「エアコンのフィルター」の寿命が縮むかも…。やってはいけない“3つのNGお手入れ”

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2024.08.20

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。エアコンをフル稼働する夏は、エアフィルターのこまめなお手入れが必要です。しかし、やり方を間違うとフィルターが劣化する場合も……。ここでは、エアコンのフィルターの寿命が縮むNGお手入れについてご紹介します。

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NGその1.洗ってすぐに取りつける

洗ってすぐに取りつける出典:stock.adobe.com

エアコンのエアフィルターは取り外して水洗いできますが、しっかりと乾燥させることが大前提。洗ってすぐ濡れた状態で取りつけると、残った水分が原因でカビの発生につながります。
また、フィルターが濡れていると空気中のホコリを吸着しづらくなり、エアコンの能力が低下。水濡れ厳禁のエアコン内部が故障する場合もありますので、フィルターはしっかりと乾かしてから戻しましょう。

NGその2.ドライヤーで乾かす

ドライヤー出典:www.photo-ac.com

エアフィルターを早く乾かすために、ドライヤーの温風を使うのはNGです。
フィルターに使用している不織布は熱に弱く、ドライヤーの温風が原因で劣化する恐れがあります。エアフィルターの破れや変形が起きれば、買い替えが必要になることも。
基本的にドライヤーの使用はおすすめできませんが、どうしても使う場合は「冷風」で乾かしましょう。

NGその3.日当たりのよい場所で乾かす 

外で乾かしているエアフィルター出典:www.photo-ac.com

熱に弱いエアフィルターは、直射日光にあてるのも禁止です。
洗ったエアフィルターを外干しする際は、日光にあたらない場所で「陰干し」するのが基本。室内であっても、しっかりタオルで拭いて風通しのよい環境に置けば、1時間ほどで乾きますよ。

エアフィルターはただしく洗って

不織布でつくられているエアフィルターは、誤った方法で掃除すると傷む場合があります。
エアコンを長く使い続けるためにも、NGなお手入れ方法は避けましょう。取扱説明書を見て、ただしい手順に沿って掃除してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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