「IHコンロ」の寿命が縮まるかも…。じつはやってはいけない“NGお手入れ方法”

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2024.08.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ガスコンロと比べてお手入れがラクな「IHコンロ」。しかし、掃除方法を誤ると、きれいになるどころか劣化する場合があります。ここでは、IHコンロのやってはいけない「NGなお手入れ方法」についてご紹介します。

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NGその1.酸性・アルカリ性・漂白剤・お酢を使って掃除する

ガスコンロのお手入れには使えても、IHコンロは使用NGな洗剤もあります。
基本的に、酸性・アルカリ性の洗剤や漂白剤、住宅用の合成洗剤は使えません。誤ってお手入れすると、トッププレートの変色やコーティングのはがれにつながります。
IHコンロのお手入れは、中性洗剤を使いましょう。劣化の原因になりますので、お酢やアルコール類の使用も避けてください。

NGその2.汚れ防止シートを使う

IHコンロの汚れ防止シート出典:www.photo-ac.com

コンロのお手入れをラクにしてくれる、市販の「汚れ防止シート」。シートを敷いたまま調理するため、焦げつきや傷つき防止もできる便利なグッズです。
しかし、安易に使うのはNG。シートを使うと鍋やフライパンの温度をただしく検知できず、発火する場合があります。
お使いのIHコンロの取扱説明書を見て、汚れ防止シートが使えるかどうか確認しましょう。

NGその3.鋭利なものでこする

鋭利なものでこする出典:stock.adobe.com

IHコンロの焦げつきは、浮かせて落とすのが適切です。汚れがどんなに頑固でも、鋭利なもので無理やりこすり落とすのはNGです。
包丁やドライバー、たわしやフォークで汚れをガリガリ削ると、トッププレートが傷つきます。焦げつきなどの落ちにくい汚れは、丸めた食品ラップにクリームクレンザーをつけてやさしくこすりましょう。お手入れ後は、洗剤が残らないようしっかりと拭き取ってください。

NGなお手入れは避けて

ガスコンロと同じお手入れ方法をすると、トッププレートが傷んでIHコンロの寿命が縮まりかねません。
IHコンロを長く大切に使い続けられるよう、今一度ただしい掃除方法を確認してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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