パッキンの劣化は買い替えで解決
ステンレス水筒を使い続けていると、中身が漏れ出てくることがあります。しかしこれは、部品が原因となっているケースが多いです。
ゴムパッキンのほか、ポーチやストローなどはすべて消耗品なので、新しいものと交換すれば解決します。水筒に不具合が生じたら、まずは部品に不具合がないかチェックしてみましょう。
ステンレス水筒を買い替えるタイミング
部品ではなくボトル本体に問題がある場合は、まさに替えどきです。次のような不具合がある場合は、ステンレス水筒の寿命がきた証拠。新しいものへ買い替えを検討しましょう。
本体が結露するようになった
ステンレス水筒は保冷力があるため、本来なら水滴がつくことはありません。結露している場合は、外側と内側の間にある真空部分に空気が入ったことによるもの。
たとえ小さな穴やヒビであっても、真空部分に空気が入り込んでしまえば修復は不可能です。
水筒が内側までへこんでいる
ちょっとした拍子にステンレス水筒を落としてしまい、ボトル本体に傷がついた経験はありませんか? 少しのへこみなら問題ありませんが、へこみがあまりに大きい場合は保冷力が落ちる場合があります。
へこみが水筒の内側まで達しているようであれば、保冷がうまく働かない場合があるため、買い替えを検討してください。
保冷しなくなった
一番分かりやすい替えどきは、飲み物を入れても冷たさをキープできなくなったとき。ステンレス水筒の保冷力が落ちる原因はいろいろありますが、一番は「サビ」です。
塩分の高い飲み物や塩素系漂白剤を使ったお手入れによってサビが生じ、水筒の保冷機能が劣化するケースは少なくありません。
こういったサビが原因で小さな穴があき、真空状態を保てなくなると保冷できなくなります。
※キッチン泡ハイターは使用OK
ただしく使えば水筒は長持ち
ステンレス水筒は寿命があるものの、ただしく使えば何年でも持ちます。
マイボトルを長く愛用するためにも、捨てどきを見極めつつ大切に使いましょう。