タオルの寿命は約1年
"ふわふわなタオル"と言えば、ホテルのタオルが思い浮かびますよね!ホテルのタオルの寿命は、洗濯80回と言われています。
家庭のタオルを同じ頻度で買い替えるのは難しいですが、1年に1度は買い替えるのがおすすめです。
バスタオルは毎日洗うべき?
入浴後の清潔な体であっても、タオルには汗・皮脂・角質などの汚れが付着します。この汚れがタオルのパイルに溜まると、タオルの繊維が固くなり、ゴワゴワとした肌触りになってしまいます。
洗わずに使い続けると、残った汚れをエサに細菌が繁殖し、不衛生にもなるので、タオルは使用ごとに洗いましょう。
タオルのふわふわを長持ちさせる洗濯法
1.濡れたタオルは乾かして保管
使用後の濡れタオルには水分と皮脂汚れが含まれ、雑菌が繁殖しやすい環境です。雑菌が繁殖すると、生乾き臭を招きます。
すぐに洗うか、洗えないときは干して乾かしながら保管しましょう。
2.たっぷりの水でよく洗い・すすぐ
水分を多く含みやすいタオルの洗濯は、通常の衣類より洗濯の水量が必要です。洗濯物の量を8割程まで減らし、たっぷりの水で泳がせるように、パイルの中まで清潔に洗うことで、蓄積汚れを予防しましょう。
すすぎは必ず2回以上行い、洗剤と汚れをしっかり洗い流しましょう。
3.柔軟剤は使わない
柔軟剤はタオルの繊維をコーティングするため、吸水性が低下する原因になります。汚れが残っているタオルに使うと、汚れごとコーティングし、黒ずみの原因にもなります。タオルの洗濯には柔軟剤を使わないほうが良いでしょう。
4.バサバサと振ってから干す
タオルの端を持ち、バサバサと勢いよく振ってから干しましょう。4方向からこの動作を繰り返し、脱水で押しつぶされたパイルを立たせると、 乾いた後のふわふわ感が大きく変わります。
5.干しすぎに注意する
タオルは「干しすぎ」もゴワつきの原因になります。紫外線が強い夏は、なるべく短時間で取り込むか、陰干しをしましょう。
ゴワつきの原因「蓄積汚れ」の落とし方
丁寧に洗濯していても、タオルはパイルがループ状になっているため、汚れが蓄積しやすいアイテムです。臭いや黒ずみが気になるときは、蓄積汚れをリセットしましょう。お湯を使うと、洗剤の効果が高まり、繊維の奥に染み付いた汚れをしっかり落とせます。
- 40~45度のお湯にアルカリ性粉洗剤と酸素系漂白剤を溶かします。
- タオルを沈め、2~3時間つけ置きします。
- その後、洗濯機で洗い、すすぎを2回以上行います。
タオルには蓄積汚れがこんなに!
実際にスタッフが使っている、洗濯した後のタオルをつけ置き洗いしてみました。すると、蓄積汚れがごっそり!色も肌触りもまるで別物の様な洗い上がりになりました。
タオルの洗い方のコツも詳しく解説しているので、ご覧ください!