「リビングがキレイな人」が床にワックスをかけなくなった“2つの理由”「傷つける前に知れて良かった」

家のこと

stock.adobe.com

2024.10.16

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ピカピカのフローリングを保ち、傷や汚れをつきにくくしてくれる「ワックス」。しかし、実際に使ってみるとデメリットがあることに気付きました。ここでは、わたしが「フローリングにワックスをかけなくなった理由」をご紹介します。

広告

フローリングは保護できるけど……

ワックスをかけているところ出典:stock.adobe.com

ワックスがけをするメリットは、床が保護できること。新築なら特に、フローリングが傷つくことを避けたいですよね。わたしも戸建を購入したときは、懸命にワックスをかけて床をピカピカにしました。
しかし、実際にフローリングワックスを使ってみると、「やめた方がいい」と感じるデメリットもあったんです。

ワックスがけをやめた理由

床が黒ずむ

ワックスが剥がれて黒ずんだ床

市販のワックスは、それほど長持ちしません。しばらくすると摩擦などで剥がれて、フローリングの表面に凹凸ができます。
すると、ザラついた床に汚れが溜まり、黒ずみとなって汚れが目立ってしまうんです。
わが家の白いフローリングも、ワックスをかけて1~2ヵ月で黒ずんで、見るも無残な状態になりました。

剥がすのが大変

ワックスを取ろうとしているところ出典:stock.adobe.com

黒ずんだ床のまま過ごすのは、気分的もイヤですよね。でも、フローリングワックスはそう簡単に剥がれません。メラミンスポンジでこすれば落ちますが、床の素材まで傷つけてしまいます。
汚れた床に上塗りするわけにいかず、塗るときよりも剥がすときの方が大変です。専用の剥離剤を使っても、かかる手間は決して少ないとは言えません。

脱・ワックス後は掃除でカバー

塗るのは簡単でも、きれいな状態を維持することが大変なフローリングのワックスがけ。
一度試して「家中のワックスがけは難しい」と判断したわたしは、こまめな掃除でカバーしています。
ワックスがけは手軽でも、それなりに掃除の負担は増えてしまいます。無理に続けるとかえって汚れたまま放置することになりかねません。
ライフスタイルとバランスをとり、続けられる範囲できれいなフローリングをキープしましょう。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る