「掃除上手な人」が冬に掃除しない“3つの場所”「寒い時期には手間がかかる…」

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2024.11.12

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。大掃除と言えば、“年末にやるもの”というイメージがあります。しかし、効率や手間を考えると、本格的な冬に入る前に済ませておく方が断然ラクです。ここでは、今のうちにやってほしい、「冬に掃除しない方がいい場所」をご紹介します。

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1.換気扇

換気扇掃除出典:stock.adobe.com

冷えると固まる油汚れは、気温が低い冬に掃除をすると手間が何倍もかかります。冷えるとより頑固になるため、汚れを浮かせるには洗剤や温水が必要です。水道代や日用品代もかさむため、冬に掃除をするのは効率的がいいとは言えません。
換気扇掃除のベストシーズンは夏ですが、秋のうちにお手入れするだけでも冬に掃除するよりは断然ラク。比較的暖かい日中に行うと、面倒な換気扇掃除の手間も減らせるはずです。

◆「キッチンの排水口」の掃除記事も読む:臭いが気になる「排水口」の油のギトギトぬめりの掃除術

2.ベランダ

ベランダ掃除出典:stock.adobe.com

冷え込む冬は、屋外の掃除が辛くなる季節。気温の低さに加えて、水道の水も凍えるように冷たいですよね。室内とは違って温水が出ないため、寒さと手のかじかみに耐えながら掃除しなくてはなりません。
そんな思いをしたくないという方は、今がラストチャンス! 秋のうちにベランダや玄関の掃除をしっかり行えば、冬の掃除がラクになります。

3.ワックスがけ

ワックスがけ出典:stock.adobe.com

年に一度、フローリングにワックスをかける方も多いかと思います。しかし、冬はワックスがけのベストシーズンではありません。
ワックスは快晴で気温の高い日の方が乾きやすく、湿度が低い日にかけるのがおすすめ。雨や曇りの日などに行うと、ワックスがなかなか乾かず時間がかかります。さらに、気温が5℃を下まわる日は、乾きの悪さが原因でワックスがしっかり密着しない場合も……。
エアコンで暖房をかけると室温は上がりますが、温風でホコリが舞うなどのデメリットもあるんです。
秋は空気が乾燥していて、日中ならカラリと晴れる日もあるので、今のうちにワックスがけを済ませておくのが賢明です。

大掃除は早めのスタートがおすすめ

寒さが厳しく忙しい年末に行うよりも、今のうちから少しずつ掃除を進めていく方が効率的です。秋のうちからプチ掃除を積み上げると、冬の大掃除は不要になりますよ。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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