「年賀状」は送る?送らない?40代前後の女性が年賀状をやめた“3つの理由”

家族・人間関係

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2024.12.07

みなさんは毎年年賀状を送っていますか? 近年「年賀状じまい」という言葉を耳にする機会も増え、いつも出しているご家庭でも「そろそろやめたほうがいい?」と悩むこともあるかもしれません。今回は、saita読者70人に聞いた年賀状事情をご紹介します。

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毎年年賀状を出している人は3割

毎年、年賀状を送っていますか?

今回独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、年賀状についてアンケートを行いました。
まず「毎年、年賀状を送りますか?」とお聞きしたところ、「毎年送っている」と答えた人は31.4%で、一番多かった回答は「数年前まで送っていたが、やめた」との回答で41.1%という結果に。

近年、いわゆる「年賀状じまい」をする人も増え、年賀状については悩む人も珍しくないかと思います。筆者の周囲でも「今回は来た人にだけ送ることにした」「送るのをやめようかと思っている」などの声を聞くことが多いです。

ちなみに、今でも年賀状を送っている方々にはどのような年賀状を送るのかをお聞きしたところ、多くの人がオリジナルの写真を付けているようです。最近ではアプリから簡単に年賀状のデザインを作ることができて、印刷まで行ってくれるので便利ですよね!

私が年賀状をやめた理由

アンケートでは全体の4割が年賀状をやめたと回答しましたが、みなさんが年賀状をやめたのにはどのような理由があるのでしょうか? ここからはsaita読者のみなさんが年賀状じまいをした理由について、一部ですがご紹介します。

理由1.SNSで十分だと感じた

スマホを持つ女性の手出典:www.photo-ac.com

『段々とはがきではなくLINEやSNSで新年の挨拶をすることが増えたので』

『はがきも高くなったし、大変なので友達とは「LINEでもいいよね」となり、コロナ頃から送らなくなった』

私たちが子どもの頃は50円ほどで買えていたはがきもどんどん値上がりし、今年の10月からは85円になりました。年賀状用にプリントするとさらにお金もかかるので、「SNSの挨拶で十分」と感じる人が多いようです。

じつは筆者、以前友人が喪中だと知らずに年賀状を送ってしまった経験があるため、毎年年賀状を送る際には友人たちに「送っても大丈夫?」とLINEで確認をしています。ただ、やはりそこで毎回思うのが「これなら初めからLINEの挨拶のみでいいのでは……」ということです。きっと友人たちもそう思っていることでしょう(笑)。

理由2.書くことが毎年同じ

ハガキとペン出典:www.photo-ac.com

『書くことが同じような事柄になってしまい「今年こそは会いましょう」と言い、まったく会わない人たちばかりだから』

これには筆者も「わかる!」と大きく頷いてしまいました。
先ほどのアンケートでは「年賀状のデザインを一部分だけ手書きにしている」と答えた方も多く筆者自身もそうしているのですが、結局書くことはいつも同じなんですよね……(笑)。

理由3.相手も送るのをやめたから

『相手からも来なくなったのでやめ時かなと。会社の年賀状だけは夫が作成して出している』

『周りもやめてしまった』

毎年送っていた相手も年賀状を送るのをやめたことで「我が家もやめよう」と決心する人も多いようです。
筆者も、近年は年賀状を出しても相手からはLINEで返事が来ることが増えました。寂しいと思う反面、年賀状が義務のようになってしまっていることにも違和感がありますし、仕方ないのかもしれませんね。

年賀状をやめるかやめないかはよく考えて

ポストに投函する女性出典:www.photo-ac.com

アラフォー女性70人に聞いた年賀状事情をご紹介しました。
年賀状は平安時代の習慣がルーツになっていると言われており、「この文化を守っていきたい」と考える人もいると思います。
一方で、年賀状を送るのをやめた方々にも理由があり、年賀状じまいをする際には最後の年賀状やSNS・LINEなどで伝えてからやめているようでした。

周囲の人が年賀状じまいをしていると「自分も合わせるべき?」と考えてしまいますよね。
でも、年賀状は普段やり取りをしない離れた友人や親戚に元気でいることを伝えられる術でもあるので、続けたいのなら続けるべきだと筆者は思います。
送られてくるのを眺めるのも楽しい年賀状。ぜひ、後悔のないように年賀状について考えてくださいね。

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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