「キッチンハイター」のじつは注意したい“3つのNGな使い方”「把握しておきたい」「危険なんだ…」

家のこと

2025.02.23

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。つけ置きで除菌・漂白・消臭できる「キッチンハイター」は、一家にひとつあると便利な洗剤。頑固な汚れもすっきり落ちるうえに、ウイルスの除去にも役立ちます。しかし、強力な洗剤だけに取り扱いには注意が必要です。ここでは、じつはやってはいけない「キッチンハイターのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.原液で使う

原液のまま使うのはNG

キッチンハイターは、希釈して使う洗剤です。強アルカリ性の薬液は、原液のままでは刺激が強すぎます。原液のまま掃除に使うと、排水口などの素材が侵食される恐れも。
基本的には、ボトルに記載の「使用量の目安」にそって薄めて使うのが適切です。「漂白力をアップしたい」「早く除菌したい」などの理由で、原液や濃い希釈液でお手入れするのは絶対にやめましょう。

NGその2.キッチン泡ハイターの容器につめかえる

キッチン泡ハイターの容器に移し替えるのはNG

キッチン泡ハイターとキッチンハイターは、成分こそ似ていますがまったくの別ものです。
そのため、キッチンハイターの希釈液をキッチン泡ハイターのボトルに入れるのはNG。希釈液が霧状に噴射され、誤って吸い込む恐れがあります。健康を害さないよう、キッチンハイターをスプレー容器に入れて使用するのは避けてください。

◆「キッチン泡ハイター」の掃除記事も読む:お掃除のプロがキレイにしている“7つの場所”

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NGその3.キッチンシンクでつけ置きする

つけ置き出典:stock.adobe.com

希釈して使用するキッチンハイターですが、キッチンシンクでつけ置きするのはやめましょう。ステンレス素材のシンクにも使用できるものの、長時間つけるとサビの原因になる恐れがあります。
つけ置きする際は、プラスチック容器やポリ袋など、素材に影響のない容器に入れて使うと安心です。

便利でも取り扱いには注意して!

つけ置きで頑固な汚れが落ちるキッチンハイターは、それだけ強力な薬剤であることを忘れてはいけません。
掃除をする際は換気と手袋の着用が必須であることを考えても、自己流の使い方は高リスクです。キッチンハイターの正しい使い方と合わせて、避けるべき注意点もしっかりと把握し、安心安全に活用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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