教えてくれたのは……タスカジの和田 幸子さん
株式会社タスカジ 代表取締役。タスカジ研究所 所長。家事代行マッチングサービス「タスカジ」を運営する株式会社タスカジの法人向け事業部門であるタスカジ研究所にて、蓄積された家事の知見・データやコミュニティを活用して、家事のノウハウといった家事ワザ情報を発信したり、企業向けのコンサルティング事業などを行っています。
「キッチン泡ハイター」の強み
塩素系の漂白剤「キッチン泡ハイター」は、薄めずにそのまま使えることから、タスカジのハウスキーパーさんから「使い勝手がよい」といった声が多くあがっています。
シュッと吹きかけるだけで除菌、消臭、ウイルス除去、漂白ができるので、お掃除のプロもよく使っている洗剤のひとつです。
「キッチン泡ハイター」の基本的な使い方
汚れが気になる部分に吹きかけ、除菌・消臭なら2分ほど、漂白・ぬめり除去なら5分ほど放置して、水で30秒以上しっかりと洗い流すだけで完了です。
使用上の注意点
- クエン酸や食酢など、酸性タイプの洗剤と混ざると有毒なガスが発生して危険です。同時に使わないようにしてください。
- ゴム手袋などを使用し、直接手に触れることがないように注意してください。
そのほか、使用上の注意点をよく確認のうえ、使用しましょう。
使えない場所
メラミン食器、漆器、金属製品(ステンレス除く)、天然石の調理器具・設備、獣毛のハケ、水洗いできない製品や場所、食品、塩素系は使えないと表示にあるものには使用不可です。
お掃除のプロが「キッチン泡ハイター」を使う場所5選
タスカジのハウスキーパーさんが「キッチン泡ハイター」をよく使っている場所は、下記のとおりです。
1.キッチンの排水口、三角コーナー
キッチンの排水口やゴミ受け、三角コーナーのぬめりが気になるときに「キッチン泡ハイター」を使うと、手間をかけずに落とすことができます。こすり洗いが不要なので、手で触れたくないぬめり汚れのお掃除に重宝します。
2.まな板、包丁
まな板や包丁の除菌、漂白にも◎です。いつも清潔な状態で使えるように、ニオイやシミが気になったときは放置せずにお手入れしましょう。
プラスチック製のまな板は、「キッチン泡ハイター」をスプレーして約30秒置いたあとに流水で30秒以上洗い流すと、除菌ができます。スプレーして約5分置いたあとに、流水で30秒以上流すと漂白も可能です。
木製のまな板の場合は、スプレーして約2分置いた後に、流水で30秒以上洗い流してください。
※木製のまな板は変色する場合もありますので、目立たない場所で確認してから使用するようにしましょう。
3.台ふきん
台ふきんの漂白には液体のキッチンハイターを使っている方も多いかもしれませんが、じつは「キッチン泡ハイター」でも可能です。
1.水で濡らして絞った台ふきんをシンクや洗い桶の中に広げておきます。
2.キッチン泡ハイターをまんべんなくスプレーし、5分放置します。
3.水で30秒以上洗い流し、しっかり乾燥させたら完了です。
※色柄物の台ふきんに使うと色落ちする場合があります。
4.カップや湯のみの茶渋
カップの側面や底に付着する茶渋、コーヒーによる着色も「キッチン泡ハイター」がおすすめです。吹きかけて5分ほど放置して水で洗い流すと、元の色に戻ります。泡が密着して、頑固な汚れも簡単に落とせます。
5.水筒、お弁当箱
<水筒やお弁当箱のニオイが気になるとき>
パーツをすべて取り外してから「キッチン泡ハイター」を吹きかけて2分ほどおき、水でしっかり洗い流すとスッキリします。シリコン製のゴムパッキンにも使えるので、隅々までキレイにできておすすめです。
<水筒の底の茶渋を落としたいとき>
コップの場合と同様に、汚れが気になる部分に吹きかけて5分ほど放置して水で洗い流します。
※金属(ステンレス製は除く)には使用できません。各アイテムの取り扱い説明書を確認のうえ、おこなってください。
お掃除のプロが“キッチン以外で”使っている場所2選
「キッチン泡ハイター」は基本的にはキッチンで使いますが、お風呂の排水口のぬめり汚れや、トイレの便座裏の黄ばみ汚れのお掃除にも活躍していますよ。
お風呂の排水口
キッチンの排水口と同様の方法でOKです。
トイレの便座裏
1.トイレットペーパーに「キッチン泡ハイター」を吹きかけ、黄ばみ汚れが気になる部分に貼りつけて湿布し、1~2分ほどおきます。
※液垂れを防ぐために便座は下げた状態で時間をおき、変色を防ぐため長時間放置しないようにしてください。
2.洗剤が残らないように、しっかりと水拭きをして完了です。
「キッチン泡ハイター」があると、さまざまな場所を清潔に保つことができます。ぜひ上手に活用してみてくださいね!
取材協力:タスカジ