NGその1.炊飯器の内釜
うっかり間違えやすいのが、炊飯器の内釜。キッチン泡ハイターの注意事項には、ステンレス素材を除くすべての金属が“使えないもの”として記載されています。
炊飯器の種類によりますが、鉄やアルミを使用しているものが多く、キッチン泡ハイターのお手入れには不向きです。
表面にコーティングがほどこされている場合でも、傷からハイターが入り込んで腐食するほか、コーティングそのものが劣化する可能性もあります。
NGその2.壁紙
キッチン泡ハイターは、水洗いできないものや場所のお手入れに使えません。
そのため、水がしみこみやすい壁紙は使用NG。クロスがキッチン泡ハイターを吸収して、落とせなくなってしまいます。
壁紙に残ったハイターは、変色やシミの原因に……。防水加工のある壁紙以外は、使用を避けたほうが無難です。
NGその3.コーティング加工のない木製素材
キッチン泡ハイターの“使えるもの”として、「木」と記載がありますが、これはコーティングがあるものを前提としています。
そのため、水がしみこむ可能性のあるコーティング加工なしの木製素材については、キッチン泡ハイターを使用できません。
木製の食器やまな板のお手入れをする場合は、コーティングがあるかどうかを確認しましょう。迷ったときは、目立たない場所でテストを行ってください。
「使ってはいけない」を知ろう
泡タイプで使い勝手がいい「キッチン泡ハイター」ですが、強力な塩素系漂白剤であることを忘れてはいけません。
使い方を間違うと、素材そのものが傷む可能性もあります。キッチン泡ハイターの使えないもの・場所を知り、暮らしの掃除に役立ててください。