今回直す袖口はこちら
3年ほど前に購入した、お気に入りのカーディガン。
ヘビーローテーションで着回した結果、袖口がすっかりくたびれてしまいました。
今では、ちょっと外に着ていくのもためらうほどです。
今回の検証にぴったりな「見事にデロデロに伸びた袖口」と言えるでしょう。
捨てようか迷っていたので、もし本当にこの袖が直るならすごく嬉しいです!
デロデロに伸びた袖口を直す方法
まずは、針に糸を通し、玉結びしておきましょう。
糸2本をまとめて玉結びする「2本どり」がおすすめです。
それでは早速、最初の一刺しから!
袖口から5cmくらい離れたところで、内側から針を表に出します。
次に、先ほど針を出した位置から約2cm横の場所に、内側へ針を刺します。
そのあと、約1cmぐらい離した場所から、表に針を出してください。
この動作を交互に繰り返しながら、袖口の先まで縫っていきます。
縫い目の位置や角度に多少ばらつきがあっても大丈夫です!
おおざっぱに縫えるので、ザックザックと気持ちよく縫い進められますよ。
最後に、糸をギュギューっと引っ張ると……おお! 糸が消えた!!
仕上げに袖の内側で玉留めして、糸を切って完成です。
新品のようなフィット感!
早速袖を通してみると、おろしたてのようなフィット感!
見た目もすっきりとしていて、まるで新品のようです。
内側はこんな感じです。
縫い合わせた箇所が少し分厚いですが、言われなければ分からないレベルに仕上がっています。
お裁縫が苦手な方でも超簡単にできる!
お裁縫が苦手な私でも、5分とかからず簡単にできてしまいました。
この裏技、伸びてしまったズボンのウエストなんかにも応用できそうです!
ちょっとした手直しで服がよみがえるのは、環境にもお財布にも優しくて嬉しいですよね。
何より、お気に入りのお洋服がまた着られるのが一番嬉しいです。
みなさんも、袖やウエストがデロデロに伸びてしまった服があったら、捨てる前にぜひ試してみてください。