「玄関のたたき掃除」の意外と知らないNG行動とは?「水掃除したままだった…」「反省します」

家のこと

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2025.04.19

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日出入りする玄関は、キレイにしてもすぐに汚れが溜まります。そんな玄関はこまめなお手入れが大事ですが、やり方を間違うとかえって汚れやすくなることも……。そこで今回は、玄関の“たたき”にやらない方がいい「NG掃除」をご紹介します。

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NGその1.洗浄力の強い洗剤を使う

洗浄力の強い洗剤たち

たたきにこすっても落ちない頑固な汚れが溜まっている場合、強力な洗剤を使えばキレイになりそうな気がします。特に黒ずみは厄介なので、強アルカリや酸性洗剤を使う方が手っ取り早いかもしれません。
しかし、洗剤まかせの掃除方法はNG! たたきの素材によりますが、いきなりパワーのある洗剤を使うと、たたき自体が劣化する恐れがあるんです。特に、大理石などの天然素材は劣化しやすいため注意してください。
たたきの掃除は「中性洗剤」を使うのが基本。素材を確認のうえ、素材を傷つけるリスクのないクリーナーでお手入れしましょう。

NGその2.乾かさずに放置する

ぬれた玄関出典:stock.adobe.com

たたきの掃除に水を使用する場合、きちんと最後の仕上げまで行わなくてはなりません。水洗い・水拭き後は、きちんと乾かすところまで行いましょう。
たたきが濡れたまま放置すると、湿気と水分が原因でカビが生えるリスクがあります。室内側に水がしみ込む可能性もありますので、クロスで拭いてしっかり乾かしてください。
雨の日は床が乾きにくいので、水を使ってお手入れする場合は「晴れの日」がおすすめです。

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NGその3.玄関マットや靴を置いたまま掃除する

玄関の靴出典:stock.adobe.com

少し面倒かもしれませんが、掃除をする前は必ず不要なものを移動させましょう。
靴や玄関マットなどが置きっぱなしになっていると、くまなく掃除できません。靴や玄関マットに汚れが付着する恐れもあり、かえって汚れが広がって掃除の手間が増えます。
たたきの掃除をする際は、なにもない状態に整えることが大事です。

こまめな掃除で汚れを溜めない習慣を

玄関のたたきは、“ついで掃除”を取り入れてお手入れのハードルを下げましょう。
ウェットシートで汚れを拭く、二度拭き不要のホームリセットを使うなどの簡単な掃除をこまめに行えば、強力な洗剤も水も使わずに済みます。
汚れやすい場所だからこそ、お手軽な掃除を日常にしてみませんか?
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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