NGその1.炭酸ドリンク
炭酸飲料を冷凍すると、凍ることで中の炭酸ガスが膨張し、容器が破裂するおそれがあります。炭酸の強弱をとわず、凍らせるのはNGです。
特にペットボトルや缶は、冷凍に耐えられないため非常に危険。容器が大きく膨張して、破裂する可能性があります。
解凍しても炭酸が抜けたり風味を損ねたりすることもありますので、冷凍するメリットはありません。
◆意外と知らない【NG保存】の記事も読む:じつは“冷蔵保存NG”な3つの調味料
NGその2.牛乳
牛乳は冷凍すると脂肪分とたんぱく質が分離してしまい、ざらついた食感になります。飲めないわけではありませんが、解凍しても元の滑らかな口あたりには戻りません。
また、風味も落ちやすく品質の劣化を避けるため、冷凍はおすすめしません。どうしても冷凍したいときは、そのまま飲むのではなく調理用としての使用にしましょう。
NGその3.乳酸菌飲料
乳酸菌飲料は、基本的に冷凍には向いていません。冷凍することを前提としてつくられている容器ではないため、凍らせると中身が膨張して、破損や液漏れする場合があります。
やわらかいプラスチック容器はもちろん、紙パックの場合も破裂のリスクは避けられません。冷凍庫で保存することはせずに、冷蔵庫で冷やして楽しみましょう。
冷凍はよく考えてから
飲み物を冷やしたい、長持ちさせたいからといって、なんでも冷凍していいわけではりません。凍らせることで味や品質が変わったり、容器の破損につながることもあるんです。
冷凍できるかどうかを調べてから、ただしく保存して飲み物をおいしくいただきましょう。