NGその1.エレベーターを使う
外出先やマンションなどで、「ちょっとだけ」と思ってエレベーターに乗るのはNG。台風の際は停電や漏電が起こりやすく、途中で閉じ込められるリスクがあります。非常ボタンや通話が機能しない場合は、長時間助けが呼べなくなることも。
台風が接近しているときや警報・注意報が出ている間は、階段を使うのが鉄則です。たとえ移動の時間がかかったとしても、安全を優先しましょう。
NGその2.排水口のゴミをそのままにする
台風による豪雨では、道路や住宅周辺の排水が追いつかなくなり、逆流や浸水が起こるケースも珍しくありません。バルコニー・ベランダ・雨どいなど、庭の排水口に落ち葉やゴミが詰まっていると、水はけが悪くなり床上浸水の原因になります。
台風が予測された場合は、必ず排水口のゴミを取り除いておましょう。つい後まわしにしがちな掃除ですが、排水の妨げにならないよう必ずお手入れをしてください。
NGその3.雨戸やカーテンを開けたままにする
台風が来ると、強風や雨によってものが飛んでくるおそれがあります。飛来物が窓にあたれば、ガラスが割れたり破片が室内に飛び散って大けがにつながることも。
こういった事故を防ぐためにも、雨戸・シャッター・カーテンはすべて閉めておくと安心です。万が一ガラスが割れたときも、カーテンを閉めておけば“バリア”としての役目を果たしてくれるので、飛散防止につながります。
防災を意識しよう
台風の被害は、いつ自分の身に降りかかるか分かりません。大きな被害は“ちょっとした油断”から起こることが多いです。
安全を確保するためにも、台風の接近が分かった時点で対策を始めましょう。