その1.アルミ鍋・フライパン
キッチンまわりに多い金属製品ですが、その素材まで意識して見ていますか? キッチン泡ハイターはアルミのお手入れに使えないので、「ステンレスだと思っていたらアルミだった……」というケースは要注意です。
キッチン泡ハイターなどの塩素系漂白剤をアルミ製品に使うと、化学反応を起こして黒ずみや変色、さらには腐食の原因となるおそれがあります。特に、鍋をはじめとする調理器具のお手入れには注意が必要です。
せっかくの調理器具が台無しにならないよう、素材を確認してからキッチン泡ハイターを使いましょう。
その2.色柄ものの布ふきん
キッチン泡ハイターは、布ふきんを除菌・漂白できます。
ただし、メーカーが「使えるもの」としているのは白無地のみ。色・柄がある布ふきんは色落ちする可能性が高く、見た目が劣化するおそれがあるため注意が必要です。
ふきんに限らず、おしぼりを含む布製品については、色や柄のあるものへの使用を控えましょう。
その3.天然木のまな板
ひのき素材など天然木でつくられているまな板も、キッチン泡ハイターを正しく使用しないと、洗剤が木材の油分や繊維を傷め、表面がざらついたり変色する恐れがあります。
天然木のまな板を長持ちさせるのなら、中性洗剤で洗った後によく乾かすのが安心です。水気は黒カビの発生源になりますので、きちんと立てかけてしっかり水切りをしましょう。乾いた後にアルコール除菌スプレーをかけると、菌の繁殖も防げます。
花王公式では木・竹製品への使用をOKとしておりますが、誤った使い方や使用頻度によっては劣化の恐れもあるため、使用する際は、以下の点にご注意ください。
・ 目立たない場所での事前テスト実施
・ 長時間の放置を避ける
・ 頻繁な使用を控える
・ 使用後は十分な水洗いと乾燥
キッチン泡ハイターの用途は幅広い
ここまでキッチン泡ハイターの避けた方がいい使い方についてお伝えしましたが、実際の用途は幅広いです。正しく使用すれば、キッチンまわりの除菌・漂白を手軽に行えます。
キッチン泡ハイターの使い方を再確認して、安全な方法で日々のお手入れに役立てましょう。
※キッチン泡ハイターをご使用の際は、必ず製品パッケージの使用方法・注意事項をご確認ください
※使用する際は換気を十分に行い、炊事用手袋の着用をおすすめします。誤使用による事故防止のため、他の洗剤との併用は絶対に避けてください。