教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん
料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。
なすがおいしい季節におすすめのレシピ
6月~9月にかけて、なすがおいしい季節。今回ご紹介するのは、火を使わずに作れる作り置きおかず「なすとたっぷりねぎが旨すぎる至福のレシピ」をご紹介します。
なすの皮のむらさき色やタネの付近に多いアクといわれる成分は、ナスニンやクロロゲン酸といわれる抗酸化物質です。皮をむかずに使うことで、活性酸素を除去して、疲労回復に役に立ちます。
薬味
薬味の定番といえば、ねぎやしょうが、みょうがなどがあります。このねぎやみょうがなどの薬味が、血流促進や食欲増進に役に立ちます。長ねぎやしょうが、みょうがなどのほかにも、大葉などお好みの薬味をお使いください。
「なすとたっぷりねぎが旨すぎる至福のレシピ」の作り方
なすのアクは、クロロゲン酸といわれる抗酸化物質です。今回は水にさらさず、アク抜きをせずに使っていきます。保存は、冷蔵庫で3〜4日が目安です。
材料
- なす……3本
- 長ねぎ……2分の1本
- みょうが(みょうががない場合はねぎだけでもOK)……2〜3本
- おろししょうが……小さじ2
- 麺つゆ(ストレート)……150cc
- ごま油……大さじ1
※麺つゆは、お持ちの麵つゆの濃縮率に準じて希釈してお使いください。
作り方
1.なすのヘタを取り、縦半分に切って皮の部分に切り目を入れます。
※切り込みをうまく入れるポイントは、包丁の使い方です。包丁の先端をまな板につけて、手前の刃を少し浮かせながら薄切りする要領で切ります。すると、切り落とさずに切り込みをうまく入れることができます。
2.なすを耐熱ボウルに入れます。なすにラップを密着させるようにのせます。600Wの電子レンジで4分(500Wの場合は、4分50秒)加熱します。
3.ねぎやみょうがを刻み、しょうがをすりおろします。
4.なすを電子レンジから取り出します。なすを触ってみてかたい場合は、加熱時間を追加して調節してください。電子レンジから取り出し、ラップをかけた状態で少し放置します。
5.ボウルに麵つゆ、ごま油、おろししょうがを入れ、混ぜ合わせます。
6.レンジで蒸したなすに、ねぎ、みょうが、5で作ったタレを入れます。全体がつかるように菜箸で整え、しばらく放置します。
なすなどに密着するようにラップをのせると、より味が染みやすくなります。
7.冷蔵庫で冷やして、できあがりです。
今回は、「なすとたっぷりねぎが旨すぎる至福のレシピ」をご紹介しました。抗酸化物質がたっぷりなので、夏のダメージケアにも役に立ちます。ぜひ、作ってみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。