朝、みそ汁にいれると肌がよろこぶ“ビタミンC・アスタキサンチンを含む食材”とは?「さっそく入れる」

料理・グルメ

2025.12.14

発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。冬は紫外線量が減るため油断しがちですが、実はシミ予備軍が作られてしまうかもしれない要注意シーズン。今回は、寒い季節にうれしい、美容と温もりの一杯をご紹介します。

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1.油断しやすい時期こそ蓄積ダメージを防ぐ

紫外線出典:stock.adobe.com

冬のUV-Bは夏の半分以下に減りますが、UV-Aは一年を通して降り注ぎ、肌の奥にあるメラノサイトへ継続的に刺激を与えます。
さらに冬は乾燥によってバリア機能が低下しやすく、紫外線によるダメージが加速してしまうことも。
頬骨や手元などは、日常の短い外出でも紫外線を浴びやすいポイントなので、日焼け止めなどでの紫外線対策が必須です。
保湿とUVケアをセットで続けることが、春以降の透明感を大きく左右するでしょう。

2.シミ対策のインナーケア

食事出典:stock.adobe.com

外側のケアと同じく、食事によって体内の抗酸化力を高めることも重要です。
紫外線ダメージの引き金となる「活性酸素」を過剰に増やさないためには、ビタミンCを中心とした抗酸化成分を日常的に取り入れることが推奨されています。
外側と内側の両方向からアプローチすることが、シミ予防を効率よく進める鍵になります。

3.冬の肌を守るダブル抗酸化

鮭出典:stock.adobe.com

じゃがいもに含まれるビタミンCは加熱しても比較的損失が少なく、みそ汁などの温かい料理でもしっかり残るのが大きな魅力。
メラニンの生成を抑える働きが期待されています。
一方、鮭に含まれる赤い色素成分「アスタキサンチン」は、高い抗酸化作用をもつ成分として知られています。
この“ビタミンC×アスタキサンチン”をみそ汁で合わせることで身体を温めながら栄養を摂取することができます。

じゃがいもと鮭のみそ汁

鮭みそ汁

材料(2〜3人分) 調理時間15分

だし汁……400〜500mL
みそ……15〜20g
じゃがいも……1個
鮭……1切れ
九条ネギ(小口切り)……お好みで

作り方

1 鍋にだし汁と食べやすく切ったじゃがいもを入れ、中火にかける。

じゃがいも

2 じゃがいもがやわらかくなったら、鮭を加える。

鮭

3 鮭に火が通ったら身をほぐして火を弱め、みそを溶き入れる。

みそ

4 器に盛って九条ネギを散らしたらできあがり。

鮭みそ汁

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著者

坂下莉咲さんプロフィール

坂下莉咲

身体の中から美容と健康を意識した「1日1発酵食品」を習慣に。 美容業に携わって10年以上。理想の肌へ導くカウンセリングでは、食事などのインナーケアとスキンケアの両面からアドバイス。 科学的根拠のある美容知識をInstagramやTwitterで発信中。 saitaでは腸がよろこぶ簡単レシピをご提案。

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