この時期出回る露地栽培の「冬みかん」
日本で流通されているみかんは大きくわけて2種類あります。
春から夏の季節に出回るハウス栽培の「早生(わせ)みかん」と
秋から冬にかけて出回る露地栽培(ろじさいばい)の「冬みかん」です。
露地栽培とは、作物を屋外の畑で栽培することです。
ハウス栽培の早生みかんは、露地栽培されているみかんが
収穫できない時期に出回ります。
そのため、「ハウスみかんを買うか?それとも露地栽培みかんを買うか?」という選択は基本的には出来ません。
今、スーパーなどで販売されているみかんは、露地栽培のみかんということになります。
今日は、露地栽培のみかん「冬みかん」の保存方法をご紹介いたします♪
①袋買いしたみかんの保存方法
袋から出した方がよいのか、迷ってしまうんですよね。
こちらは、袋から出さずに封をきって暖房の風が当たらない涼しい場所に置くのが正解!
袋から出して、外の空気に触れてしまうとカビに触れることになるため、
密閉をせずに、少しだけ封をあけて呼吸をさせる程度がベストなんです。
②箱買いしたみかんの保存方法
箱買いすると、とってもお得♪
また、気に入った生産者さんのみかんなどを購入する場合も、箱になりますよね。
そんな、箱買いした場合。箱をあけて、一番上に新聞紙をかぶせて直射日光のあたらないベランダに
箱ごと置くのがベストです。
風通しを良くしようと蓋をあけっぱなしにすると、空気中のカビが付いてしまい逆効果に。
※ベランダに置けない方は、暖房が当たらない室内(玄関など)で代用してください。
15度以下で保存すと日持ちします。常温で育ったものは冷やし過ぎないことが大切です。
③15度以下なら冷蔵庫がよいのでは?
冷蔵庫は乾燥しやすいため、不向きなのですあせる
11月は外気が15度以下になるので、乾燥する冷蔵庫よりも外置きがよいです。
みかんなどの柑橘類の産地は暖かい地域が多く、
育った環境と近い環境で保存すると甘味もアップし、長持ちします。
④みかんのへたは上でよいの?
袋のまま保存するときは、上下変えるのは難しいですが、
段ボールで購入したときは是非実践したいテクニック。
意外に思われるかもしれませんが、ヘタは下にして保存します。
みかんはヘタの部分が1番固く、ヘタを下にすることで圧力によるダメージを抑えるためなのです。
ちょっとしたことですが、効果絶大!
是非ためしてみてください♪
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