「車両通行止め」だと思ってない?似ているけど意味が違う“道路標識”の見分け方

カルチャー

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2025.12.02

車を運転していると、自然と目にする道路標識。毎日見ているはずなのに、「これってどういう意味だっけ?」と迷うことはありませんか? そこで今回は、「赤い丸と線」で作られたデザインで、“似ているけれど意味が異なる標識”について取り上げました。

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「車両通行止め」の標識じゃない!

正しくは、車両進入禁止の標識出典:stock.adobe.com

赤い丸の中に白い線が入った標識は、一度は見たことがあるはずです。この標識の意味を正しく説明できますか? もし「車両通行止め」と認識しているなら、それは間違いです。

正しい意味は……?

赤い丸の中に白い線が入った標識の正しい意味は、「車両進入禁止」です。“進入禁止”という表現の通り、この標識が正面に見える向きからは入ってはいけないことを示します。一方通行の出口や、進入が制限されている道路の入口付近に設置されています。

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「車両通行止め」の標識はこちら

車両通行止めの標識出典:stock.adobe.com

あらゆる車両の通行が禁止される 「車両通行止め」の標識は、白地に赤い円と赤い斜め線を描いたものです。軽車両も基本的には通行できないため、車だけでなくバイクや原付、自転車も対象になります。
工事中の道やイベント開催時の歩行者天国など、特定の時間帯だけ規制される場合にも使われることが多く、「この先は完全に通れない」という目印になります。

補助標識も確認しよう

補助標識もチェックしよう出典:stock.adobe.com

「車両通行止め」の標識があっても、その下部に「補助標識」がついている場合は例外があります。たとえば、「車両通行止め」の標識の下に「自転車を除く」と書かれた補助標識がある場合は、自転車は例外的に通行が認められているんです。

似ている標識も、形でしっかり見分けよう

赤い丸と線を組み合わせた似たようなデザインでも、「斜め線=車両通行止め」「横線=車両進入禁止」というように、その意味はまったく違います。
標識の意味を“なんとなく”で判断せず、正しく知っておくことで運転の安心感がぐっと増します。これを機に、普段のドライブでも標識をもっと意識してみてくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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